2022年12月1日
「情報Ⅰ」含む、令和7年度 大学共通テスト試作問題公表
2022年11月9日、2025年度(令和7年度)からの大学入学共通テストの試作問題等が公表されました。
今年度から高校で新学習指導要領が始まっており、現高1生が大学受験をする2025年度(令和7年度)からは出題科目や内容等が変更になります。
特に注目を集めているのが、新たに高校の必履修科目となった「情報」です。「情報Ⅰ」は試験時間60分、配点100点で実施される予定です。
出題教科・科目の出題方法等(出題範囲・科目選択の方法・試験時間・配点等)についての予告、問題作成の方向性、試作問題と正解表が、大学入試センターのホームページから閲覧可能となっていますので、ぜひ確認してみてください。
■問題作成方針に関する方向性
■国語
試験時間90分。「現代の国語」,「言語文化」それぞれで育成する資質・能力を,試験問題全体を通じて評価する。(新たな大問を追加し,より多様な文章を扱う。)近代以降の文章(論理的な文章や実用的な文章,文学的な文章),古典(古文,漢文)を題材とした各大問はそのまま。
■地理歴史
必履修科目、選択科目で育成することとされている資質・能力を一層重視したものとなるよう検討する。
■公民
必履修科目、選択科目で育成することとされている資質・能力を一層重視したものとなるよう検討する。
■数学
試験時間70分。 『数学Ⅰ,数学A』及び『数学Ⅰ』については,選択問題を含まない。 『数学Ⅱ,数学B,数学C』については,「数学Ⅱ」は選択問題を含まない。「数学B」及び「数学C」については,4項目のうち3項目の内容の問題を選択解答する。
■理科
各科目で育成することとされている資質・能力を一層重視したものとなるよう検討する。
■外国語(英語)
「リーディング」,「リスニング」ともに,共通テストの問題のレベルは,出題範囲としている科目(「英語コミュニケーションⅠ」,「英語コミュニケーションⅡ」及び「論理・表現Ⅰ」)の目標及び内容(言語活動の例,言語の使用場面や働きの例など)等に対応したものとする。CEFR の概ね A1~B1 レベルを目安として問題のテクスト,使用する語彙,タスクなどを設定し,問題を作成する。
■情報
試作問題の中にあるプログラム表記は,授業で多様なプログラミング言語が利用される可能性があることから,受験者が初見でも理解できる大学入試センター独自の日本語でのプログラム表記を用いる。
……………………………………………………………………
学習相談等のお問い合わせはこちらから
■トライ式性格診断|家庭教師のトライ (trygroup.co.jp)
……………………………………………………………………