2011年12月4日
【静岡県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・国語編)】
こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。
2011年も大詰め12月前半のブログのテーマは、高校入試「苦手科目克服」です。
中学3年生のみなさんは1日の学調が終わったところですが、手ごたえはいかがだったでしょうか。
12月中旬に行われる進路相談に向けて保護者の方々といろいろ考察しているところだと思います。
9月のスコアと比べて上がったのか下がったのかはさておき、学調は入試の模擬試験と捉え、本番はまだまだこれから!
気持ちを切り替え入試本番へ向けて再スタートを切りましょう!
1、2年生にとっても冬休みは苦手を克服するチャンスです。
第一回目は≪国語≫です。
国語は「なんとなく点数は取れるけど、高得点が狙えない…」教科ではないでしょうか。
やはり国語の重要な得点源は文章読解です。
入試で問われる文章には【物語文】と【説明文】があります。
物語文は楽しく、気楽に読めていても、説明文が苦手…という方は多いです。
文章読解力は物語文よりも説明文の問題にたくさん触れることで伸ばすことができます。
人物の気持ちや心理を推察しなければいけない物語よりも、
丁寧に読めれば答えが書いてある説明文の方が、実は、得点に繋がります。
【説明文】の解き方
1:本文を段落分けする
本文に目を通したら起承転結の区切りをつけ、本文に線を引きます。
内容的に下記になっていることが多いです。
問題提起(作者の考え1)
→具体的な例・作者の経験
→作者とは反対の意見・反対の事例
→作者の意見の確認・(作者の意見が正しい理由)
2:対立する意見を図にする
説明文はAとBを比較するものが多いので、Aに関わるもの、Bに関わるものを抜き出して図にまとめます。
3:難しい単語は無視する
難しい単語は分からなくて当然なので、そこでつまづかないでどんどん進みましょう。
文章の言い回しに気を取られず、段落の成り立ちを見抜く事を重視して下さい。
文章を自分の口で要約して説明できるようにするまで取り組み、癖をつけることで、
初めての文章でも段落や文章の中の対立するものをすぐに見抜けるようになります。
文章読解力は育てるのには時間がかかりますが、数学の文章問題や理科社会の記述問題でも必要となる力です。
1、2年生のうちから早めの対策で養っていきましょう。