教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。

非常に今お問い合わせの多い、中学2年生の学力調査対策について、冬休み特別シリーズとしてお送りします。

今回は国語に関してです。

 

≪中2学力調査・傾向分析と対策≫

◆出題範囲

大問1 漢字の読み書き

大問2 説明的文章の読解 

大問3 文学的文章の読解 

大問4 古典 

大問5 作文

 

◆分野別の傾向と対策

【漢字の読み書き】

漢字の読み5問、書き5問が出題。例年読みに難度の高いものが1、2問入ってきます。

「畳む」「不朽」「敬う」「中腹」「集う」

ただし、前後の文がヒントになっているので推測できるように出題されています。

書きの問題は複雑な漢字は出ませんが、範囲が広いので忘れてしまっていることもあるでしょう。

送り仮名は出題されていません。

漢字から文章問題への知識をつなげるためにも、普段の漢字練習の際に意味と使われ方を意識して学習しましょう。

 

【説明的文章の読解】

20年度:齋藤孝「退屈力」

21年度:藤田智「野菜の魅力」(たべものがたり‐食と環境)

22年度:山本良一「温暖化に追われる生きものたち」(いきものがたり‐生物多様性)

より出題。昨年、一昨年と地球環境に関わることから出題されています。

3年連続で同じような題材が取り上げられる可能性は高いとは言えませんが、近年の環境に関する話題や

原発や地震などの一般的な知識をニュースなどで得ておきましょう。

また、昨年、一昨年と自分の考えを書く問題が出題されています。

どちらも筆者の主張やこの文章を読んでの考えを問われているので、勝手に自分の考えを書くのではなく、

文章の読み取りは必要です。

文中からの抜出ではない、「文章中の言葉を使って書きなさい」「なぜですか、書きなさい」のような問の際には

副条件に注意することを普段から意識しましょう。

 

【文学的文章の読解】

小・中学生位の年齢の人物が主人公である小説からの出題が多いです。

小説の途中から読み始めるので、登場人物の関係・状況を把握することが最優先です。

文の始めに補足説明が必要な場合は記載してあるので、必ず読み理解することが大切。心情把握および、

心情の移り変わりを読み取ることが重要ですが、あくまで文章に書かれている内容から読み取りましょう。

自分の考えや気持ちを入れると読み違えることが出てくるので要注意です。

*読解問題において選択肢を与えられ、正しいものを選ぶという問題はよく出題されます。

 その際は正解を探すことよりも、まずは不正解を取り除くことを優先すべきです。取り除く作業の際に

 「なぜ、どの部分が正解でない」のかがわかるようにチェックしておくことが大切です。

 

【古文】

問1に歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題は頻出。また、問2には主語を明確に理解しているを問う問題が

よく出題されます。残りの問題は内容を把握しているかを問う問題です。難度は高くないので毛嫌いせずに

「誰が、何をやっているのか」を把握すること。ちなみに、22年度「十訓抄」、21年度・20年度「醒睡笑」からの出題。

「醒睡笑」は作品名も内容正誤問題のヒントになっていると言えます。

 

【作文】

字数制限や原稿用紙の正しい使い方は必須条件。基本的に2段落構成での出題が頻出。

グラフや表、「何げに」という言葉を使ってなどの条件が設定されます。

2段落形式・200字程度の作文を書く練習を積み重ねることが大切です。

年度によって各段落に記述する内容が指定されることが多いです。

練習する際には段落ごとに内容をまとめることを意識すると良いです。

自分だけだと良いのかどうかがわかりにくいので、可能であれば多く添削をしてもらうことがベスト。

 

2012年1月11日、中1,2年生対象とする静岡県学力調査対策は、家庭教師のトライ静岡本部へご相談ください。

定期テストと学力調査は対策が全く異なり、勉強方法も異なります。

自力でやってみてスコアを確認されてからのご相談も承ります。

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