2013年5月23日
静岡県 今年の高校入試は社会に要注意!
こんにちは、家庭教師のトライです。
昨年度の高校入試・学力検査の結果を下記にまとめます。
【平均点】
平成25年度 ⇔ 平成24年度
国語:30.83 31.41
数学:21.25 25.04
英語:28.03 26.26
社会:32.58 28.12
理科:28.69 24.15
実質倍率 1.10
今年度の入試は、数学の出題形式が例年と異なった関係で、
数学の平均点が大きく下がったのが特徴的でした。
しかし、問題の内容としては、【見慣れない問題】というだけで、
数学のイメージ力、考え方が問われる良問でした。
平成24年度平均点の低かった英語・理科は
25年度は問題が多少易しくなり、平均点が向上しています。
社会は、易しくしすぎたきらいがありますので、26年度入試では難化が予想されます。
数学は10年に1回程度、まれに出題傾向が変化する年があるのですが、
10年前も翌年には通常通りの出題傾向へ戻っています。
今年度も例年通りに戻るのであれば、24年度に近い平均点になると考えられます。
社会は、勉強がつい後回しになってしまいますが、あまり後回しにしすぎると、
受験直前にやろうと思っても、膨大すぎて焦りを生む科目でもあります。
特に3年の公民の内容は、理解して、知識の整理をしながらでないとなかなか記憶にとどまらない分野です。
出題も多い歴史については今から、忘れてしまっている地理についても夏休みに、
一通り勉強し直すようにしてください。
また、英語・理科など暗記の必要な科目は、夏までに知識の整理をしてみましょう!
忘れてしまっているものは、夏休みに必死に取り戻さなくてはいけません。
できる・できない単元の判断を今のうちにつけてしまって、
いち早く受験勉強のスタートを切りましょう!