2014年1月19日
静岡県 センター試験後の出願ポイント
こんにちは。
家庭教師のトライです。
センター試験おつかれさまでした。
センター試験の自己採点結果が出たら、次は国公立の二次対策です。
センターで問われなかった筆記の力(作文や英単語力など)が試されることとなります。
残り3週間で、筆記試験へ意識を切り替えていきましょう。
本題の出願のポイントですが、静岡大学を例にします。
静岡大学は、センター試験での比重がとても重い学校だという特徴があります。
合格目安はセンター75%程度の中堅大学です。
難関国公立大学受験を志望しているものの、センターでの結果が振るわなかった、
あるいは、筆記試験に自信があまりないが、センターでの得点率は良かったという場合でも、
出願しやすい大学だと言えます。
二次試験の難易度も高くなく、癖の少ない問題が多い傾向です。
センター比重の重い大学ではセンター試験の自己採点結果を元に、合格目安に届いていなければ、
二次対策を入念に行うこと。
さらに記述対策に不安があるようなら、出願校は1ランク下げたほうが、堅実かもしれません。
<静岡大学>
静岡大学では個別学力検査の方が割合が高い学科は無く、
センター試験得点割合が全ての学科で高い比重となっています。
個別学力調査の平均得点率は65%となっており、
難易度もセンター試験と変わらないレベルです。どの教科も標準レベルです。
また、英語は英作文もあり、時間配分に気を付け、一般的な記述対策をしましょう。
●人文学部
社会:センター600/個別200 合計800点
言語文化:センター700/個別400 合計1100点
法:センター500/個別200 合計700点
経済:センター800/個別200 合計1000点
●教育学部
学校教育教員養成課程:センター900点/個別300 合計1200点、
教育課程総合科学:センター900/個別300 合計1200点
生涯教育課程(生涯スポーツ):センター600/個別600 合計1200点
生涯教育課程(国際理解教育): センター900/個別300 合計1200点
芸術文化課程:センター600/個別600 合計1200点
●情報学部
情報科:センター600点/個別500点 合計1100点
情報社会:センター750点/個別350点 合計 1100点
●理学部
数学:センター900/個別600 合計1500
物理:センター900/個別400 合計1300
化学:センター900/個別400 合計1300
生物科:センター900/個別500 合計1400
地球科:センター900/個別500 合計1400
●工学部
機械工 ・電気電子工・電気物質科・化学バイオ工・数理システム工全て
センター500/個別450 合計950点
●農学部
共生バイオサイエンス・応用生物化・環境森林科
センター900/個別400 合計1300点
二次試験は、各人の得意科目での受験が多くなりますから、
ちょっとしたミスで周囲との差がついてしまう試験でもあります。
私立入試もあり、慌ただしい時期ですが、
国公立大学が第一希望の場合は気を抜かずに対策を取りましょう。