教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライです。
 
2013年の全国学力調査で、静岡県が最下位になってしまった「国語」

2014年では改善傾向でしたが、

2013年の問題点は「問題を読み切れない」「最後まで解き終らない」という子が多かった点でした。
 
【間違いが多い】子に関しては【正解を考える力】をみにつけさせればいいのですが、

【読むスピードが遅い】子に関してはまず【文章を読む力】を付けなければいけません。
 
この二つは、同じ国語の授業で身につけることはできない内容なのです。
 
国語の力とはレベル別に
 
①語彙力

②読解力

③作文力
 
の三つがあり、それぞれするべき勉強が違います。
 
 
【語彙力】
 
文章が時間内に読み切れない子のほとんどがこの壁に躓いています。

物語はともかく、説明文で難しい単語、知らない単語が出てきた瞬間に、

頭が真っ白になってしまう。これは漢字の書きとは全く関係ありません。

書けなくても意味がわかればいい、というのがこの段階です。
 
あるいは、意味を推察できれば良いので、普段から大人に囲まれている子、

読書家、新聞やニュースをよく見る子は得意でしょう。
 
 
【読解力】
 
ここで言う読解力は「正しい答えを出す力」という漠然としたものではありません。

読んだ文章の中で、場面の状況を正確に把握する力です。
 
「時間」「登場人物」「人間関係」「場所」「感情」

書かれていること(行間を読む必要はありません。書かれている事実だけ)

正確に読み取ることが国語の力です。想像力や登場人物に共感する力はさほど必要ありません。
 
この力が完璧に身に着くと、センター試験まで、現代文の勉強はほとんど必要なくなります。
 
 
【作文力】
 
記述問題が多い場合に必要になる力ですが、

語彙力が身についていると自然とできるようになる部分です。

正解にそった答えになっているかを添削を受けながら修正していく必要があります。
 
自由作文は書けても、テーマ作文だと失点してしまう方、文章が長くなりすぎる方は

主題と装飾の文のバランスを見直す練習と、簡潔な文章を書く練習を積む必要があります。
 
読書感想文が得意な方はなかなかいないでしょうが、

テストの記述問題であればルールを意識して練習することで成果が出ます。
 
 
それぞれ、国語が「苦手な子」「平均点前後の子」「高得点を狙いたい子」にあわせた力ですので、

今の自分の力を見定めて、必要な勉強を意識しなおしましょう。
 
もちろんどの力も常に向上させたほうがいいので、

目的をはっきりさせて勉強することが無駄を避ける方法です。
 
他の科目でも、ついつい自分で得意なところばかり勉強してしまったり、

できる問題ばかり解いて苦手な問題になかなか手がつかなかったり・・・。

机に向かっていても、本当に必要な勉強ができているかどうかは別です。
 
今必要なレベルの勉強を自分で判断していくのは難しいものです。
 
トライの家庭教師は、マンツーマン指導を通じて、あなたに今必要な課題に取り組んでいきます。
 
新年度に向けて、総復習したいのであれば、無駄な事をやっている時間はなくなってきました。

困っている方はぜひ、トライまでご相談下さい。

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