教育プランナーブログ

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富山県教育委員会によると、5教科500点満点換算にした場合の5教科合計平均点は

289.9点という結果になり、過去5年間で最低点という結果になりました。

以下は2010年度と2011年度の教科別平均点の推移を表したものです。

国語 59.8点⇒61.2点 

社会 63.0点⇒62.8点

数学 49.9点⇒50.2点

理科 59.1点⇒56.9点

英語 59.8点⇒56.9点

5科目では国語、数学が前年度を若干上回った一方、社会、理科、英語の平均点が低下するという結果になりました。

今年の富山県の高校入試の特徴としては、富山中部、富山、高岡の「御三家」に「探究科学科」が新設されたことにより

富山中部と富山の2校の倍率が去年と比べて急上昇しました。

教科別にみると社会では大問数が1題へり、記述問題の占める割合が増えたほか、

グラフや資料の情報を読み取る問題や地図上の作図問題など新傾向の問題が多く出題されました。

数学では大問数が6題から8題に増え、問題数の多さに戸惑った受験生も少なくなかったのではないでしょうか。

どの教科においても、記述式問題の占める割合は年々増えてきており、解答には高度な思考力と表現力が求められています。

12年度は新学習指導要領が中学校で完全実施されることから、理科においても移行措置単元がさらに狙われることが予想されます。

こうした状況の中、受験生の皆さんは基本的な用語問題や単純な計算問題をしっかりと自分のものにしたうえで

ほかの受験生と差をつけやすい新傾向の記述問題への対策が必要となっています。

思考力の問われる問題はとっつきにくい印象があると思いますが、根気よく取り組んでみましょう。

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