2011年12月12日
兵庫県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・社会編)
4回に渡り連載してきました兵庫県の公立高校入試頻出単元も、今回の社会で終了となります。
全体の出題傾向としては、
【大問1】地理 【大問2】歴史 【大問3】公民 【大問4】選択問題
となっており、全体的に用語記述問題が多く出題されております。
【歴史分野】
歴史的分野に関しては、全体から万遍なく出題されております。難易度としては、基礎的な問題が多いですが、
色々な史料を参照して解く問題が目立ちますので、意味をしっかり理解して知識を整理しておく必要があります。
文章問題よりも、資料解釈系の問題に慣れておきたいところです。
また、世界史と日本史との関連問題が最近よく出ています。
この系統の問題については過去問だけでは不十分ですので、問題集等で融合問題に慣れておきましょう。
【地理分野】
地図やグラフや表などは必出と言える分野です。問題のレベルは標準レベルですが、
様々なタイプの図表が出ておりますので、できるだけ過去問や問題集に多くあたっておきましょう。
【政治分野】
過去問で出典が目立つのは憲法です。憲法の中の国民や天皇の位置付け、
国会とはどのようなものであるか、国会とはどのような機能を持つかが問われます。
また、国際社会の中で、外国との協定等も問われています。特に、最近締結された
環境に関する京都議定書や、青年海外協力隊に関する出題も押さえておきましょう。
【経済分野】
貿易に関して、日本の輸出・輸入については押さえておきましょう。
また、近畿地方のみならず、様々な都道府県からの流通貨物についても、押さえておくことが望ましいと思います。