2012年1月15日
【兵庫県】 高校入試に関する出願のポイント
志望校選びにおいて「倍率」は、大変重要な指標のひとつとなります。
姫路学区の市立姫路高校などは、例年、偏差値・人気ともに高い高校ですが、
前年度試験では定員割れとなっており、本来よりも合格難度が低くなっていました。
以上のような例からも、純粋な偏差値・合格最低点のみで志望校を決定するのではなく、
過年度の倍率の推移や教育委員会から発表される受験情報を分析・把握した上で、
戦略的に志望校を決定することが重要になります。
また、公立高校では近い将来、学区制が撤廃される可能性もあります。その場合、上位校・人気校には、
それまで学区外だった地域からも受験生が殺到し、倍率が跳ね上がることが予想されます。
そういった時期に受験を迎えるであろう現在の中1,2年生は、受験生になる前に
周到な準備をしておくことが必須となるでしょう。
私立高校においても、「倍率」は戦略的に受験を乗り切るための重要な要素になります。
同じ学校でも、コースや入試日程によって倍率には大きな差がありますので、自分の今の学力・
過年度の倍率の推移・各学校説明会で得た情報などを総合的に判断し、
志望校を選ぶことが重要です。