2012年10月30日
兵庫県 中学入試 平成25年度の動向
まずは過去3年間の主な私立中学の入試倍率推移を見てみましょう。
●過去3年間の入試倍率推移(平成22年度→23年度→24年度)
≪神戸・阪神・三田エリア≫
【最難関中学】
灘 2.44倍→2.67倍→2.81倍
甲陽学院 1.73倍→1.78倍→1.68倍
神戸女学院 1.59倍→1.69倍→1.75倍
【難関中学】
須磨学園 3.59倍→2.31倍→2.81倍
六甲 1.97倍→1.92倍→1.88倍
【関学系列中学】
関西学院 2.44倍→1.99倍→1.63倍
啓明学院(男子) 1.60倍→1.64倍→1.39倍
啓明学院(女子) 1.60倍→1.89倍→1.53倍
三田学園(男子) 1.72倍→1.63倍→1.78倍
三田学園(女子) 1.54倍→1.61倍→1.73倍
【人気女子中学】
甲南女子 1.64倍→1.63倍→1.51倍
神戸海星女子学院 1.32倍→1.63倍→1.29倍
小林聖心女子 1.28倍→1.57倍→1.55倍
園田学園 1.09倍→1.21倍→1.12倍
親和 1.16倍→1.08倍→1.12倍
≪姫路・播磨エリア≫
【最難関中学】
白陵(男子) 1.36倍→1.52倍→1.59倍
白陵(女子) 1.94倍→1.58倍→1.41倍
【難関中学】
淳心学院 1.76倍→1.62倍→1.57倍
【人気女子中学】
賢明女子学院 1.10倍→1.14倍→1.14倍
関西では全体的に私立中学の受験者数は減少傾向にあります。
しかし、一方で関西圏の最難関校の学校では応募者が増えています。
上記にあるように、兵庫県内では、灘、神戸女学院、県外の近隣地区では、
大阪星光学院(大阪)、洛南高校附属(京都)、東大寺学園(奈良)も上昇傾向にあります。
甲陽、六甲も、前年に比べて下がったとはいえ、依然として1.5倍以上の狭き門です。
また、共学校は近年人気が高く、中でも須磨学園は過去3年間を通じて2倍以上と
高倍率で推移しています。
また、関学系列の学校はやはり人気があり、こちらも常に1.5倍以上の高倍率を維持しています。
これらの学校を目指す皆さんは、ライバルに差をつけるため、本番に向けて
より一層の努力が求められます。
一方で女子校は、名門の海星、親和も1.3倍程度と比較的受験しやすい状況です。
現時点で多少厳しい判定でも、努力次第で十分チャンスはあるといえます。
今回ご紹介した学校以外でも、コースによって非常に人気が高い学校もあります。
トライではプロ家庭教師による中学入試対策プラン、塾との併用プランもございますので、
ぜひご相談ください。
入試まであと3か月を切りました。ラストスパートです。頑張りましょう!