2013年5月19日
兵庫県の公立高校入試制度をご存知ですか?
受験生の皆様、新学年になって一カ月余り。
GWも終わり受験への機運が高まりつつあります。
平成26年度の公立高校入試日程は以下の通りになります。
学力検査:平成26年3月12日(水)
総合学科の実技検査:平成26年3月13日(木)
合格発表:平成26年3月19日(水)
「今の実力だと、どの学校が受けられるか分からない」「内申点って何?」「加算点てどういうもの?」
といったお声をよくお聞きします。
そこで兵庫県の一般入試の入試制度について簡単にご説明いたします。
まず公立高校の合否に関しては「学力検査+内申」の点数で決まります。
「学力検査」とは、いわゆる入試本番のテストのことで、
今年度に関しては平成26年3月12日に実施されます。
科目に関しては「国語・社会・数学・理科・英語の5科目」で、
各科目100点満点×5科目×0.5=250点満点になります。
「内申点」とは、3年生の通知表の点数を基に、以下の計算式をあてはめて算出する点数の事です。
Ⅰ 5科目(英・数・国・理・社)×5段階評価×4=100点満点
Ⅱ 副教科4科目(音・美・技家・保体)×5段階評価×7.5=150点満点
合計 100点+150点=250点満点
※例えば各教科の通知表の点数が、
英3数4国4理3社5音4美3技家4保体4であれば…
Ⅰ (3+4+4+3+5)×4=76
Ⅱ (5+4+3+4)×7.5=120
76+120=196
内申点は196点(250点満点中)ということになります。
学力検査と内申点それぞれ250点満点の合計500点満点中、何点とれたかで合否が決まる
ということになります。
次に「加算点」についてですが、正確には「複数志願選抜第一志望加算点」といいます。
兵庫県の多くの学区では「複数志願制」という制度があります。
これは普通科に関しては第一志望、第二志望というように複数の志望校を受けることが
出来るというものです。
ただし試験を受けるのは1回のみで、その点数を使って複数の高校の合格判定を出します。
その際、第一志望にした方の高校の合格判定にプラスアルファの点数を足してもらえる、
というのが「加算点」です。
※例えば神戸第一・芦屋学区の加算点は30点。
学力検査180点で内申点200点だったとすると本来は計380点ですが、
第一志望にししていた場合+30点され、410点になります。
各学区の加算点は以下の通り。
35点=北播学区、西播学区
30点=神戸第一・芦屋学区、神戸第二学区
25点=神戸第三学区、加印学区
20点=宝塚学区、伊丹学区
15点=尼崎学区、西宮学区、明石学区
単独選抜(複数志願、加算点なし)=丹有学区、北但学区、南但学区、淡路学区
※工業、商業、総合学科など普通科以外の科に関しては複数志願制はありません。
また、学区に関わらず県内どこでも志望可能です。
「点数の出し方は分かったけども、どのように志望校を決めたらよいか分からない…」
「どのようにすれば内申点は上がるの?」
「学力検査はどんなテストなの?どう勉強すればいいの?」
といった疑問も受け付けております。
お気軽にトライまでお問い合わせください!