2013年10月8日
兵庫県 中学入試の傾向と対策 ~国語編~
兵庫県の皆さんこんにちは。
10月に入り、ようやく過ごしやすい環境になってきました。
中学受験生の皆様におかれましては入試本番まで約3カ月、いよいよラストスパートという時期になってきました。
今回は兵庫県の中学入試、中でも「国語」に焦点を絞ってお話をさせていただきたいと思います。
他の科目に比べて明確な勉強法が分かり辛く、苦手意識を持っている生徒さんも多いと思うので、
ぜひ今後の学習に役立てていただければと思います。
■読解力養成=「テキストでの演習」だけじゃない!
進学塾での授業の場合、読解力の養成と言えばテキストを使っての演習が主になります。
当然、中学受験に向けての対策においてはテキストを使っての演習が必要ですが、
より重要なのは「多様な文章に触れる」ことです。
例えば新聞に載っているコラムを字数を決めて要約する・筆者の伝えたい内容を自分の言葉で記述する、
ということを毎日続けるだけでも飛躍的に読解・記述力は向上します。
また、多くの文章に触れることで純粋な読書スピードアップにも繋がります。
普段の生活の中で様々な工夫をすることが国語力向上のカギとなります。
■漢字・四字熟語の丸覚えは危険!
兵庫県の各中学でも例年漢字の書き取り、類・対義語の知識などの語彙力を問う問題が出題されます。
一般的に漢字や語彙力などは暗記分野であり、時間と手間をかけて丸覚えするものだと思われがちです。
しかし丸覚えの場合どうしても知識の定着度が低くなり、試験本番でのド忘れの危険性も高くなります。
四字熟語などの学習においてはもちろんのこと、漢字の勉強の際にも部首・編等の意味や、
どのような組み合わせで一つの漢字ができているのかを意識すると、断然知識の定着度が高くなります。
他の暗記科目にも共通することですが、単語・用語は独立して覚えるのではなく、
意味付け・関連付けをすることで、より深く学ぶことができます。
いかがでしょうか。
国語の学習においては普段の生活の中での工夫、積み重ねが重要なことが
お分かりいただけたのではないでしょうか。
トライでは上記のような勉強法を含め、
中学入試の国語を突破するためのノウハウを生徒様に指導させていただいております。
国語の勉強の仕方が分からない・塾に通っているけど国語の苦手意識が中々取り除けない、
という方はぜひ一度トライへご相談ください!