2013年10月14日
兵庫県 中学入試の傾向と対策 ~理科編~
兵庫県のみなさん、こんにちは!
10月も半ばになり、すっかり秋らしい季節になりました。
朝晩と日中では気温差が激しい日もあるので、体調管理には気をつけましょう。
今回は中学入試〜理科編〜をお届けします。
中学入試の試験科目において、算数、国語、理科の三科目で受験できる学校が多くあります。
理科は、算数や国語に比べて、配点が低い学校がほとんどですが、
三科目ともバランスよく学習を進める必要があります。
兵庫県内の私立中学校ごとに傾向と対策を見ていきましょう。
【六甲中】
◆合格点
5~6割(平成25年合格最低点47.5点)
◆試験時間
50分
◆配点
100点
◆試験範囲
生物分野35%、物理分野29%、化学、地学分野は20%弱出題されます。生物分野の出題割合が多いです。
◆傾向
物理分野の難易度は高いため、「てこ」「天体」は過去問を演習しましょう。
生物分野では、「植物の働き」「魚の育ち方」の出題頻度が高いです。
【三田学園中(三田市)】
◆合格点
4~5割
◆試験時間
40分
◆配点
80点
◆試験範囲
生物、物理、化学、地学分野からまんべんなく出題されます。
◆傾向
例年、平均点が低く、難易度は高いです。
グラフや資料を読み取ったうえで回答する必要があるので、読み取りの練習がポイントです。
また、誤字、脱字は細かく減点されるので注意しましょう。
途中式の部分点があるので、記述や計算については答えだけを筋道を立てて回答していくようにしましょう。
【須磨学園中(神戸市須磨区)】
◆合格点
6割
◆試験時間
30分
◆配点
50点
◆試験範囲
生物、物理、化学、地学
◆傾向
大問が4題出題されます。教科書レベルの標準的な問題からやや難しい問題まで出題されます。
丸暗記ではなく、グラフを読み取る力や計算力が求められます。
【甲南中(芦屋市)】
◆合格点
6割
◆試験時間
30分
◆配点
50点
◆試験範囲
生物、物理、化学、地学から1題ずつ
◆傾向
各分野1題ずつ出題されるので、偏りなく学習することが必要です。
丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を意識しましょう。
実験や観察結果の数値やグラフから、傾向や規則性を読み取る練習が重要です。
トライでは、記述問題や、グラフの読み取りかたなど生徒様が理解できるまでマンツーマンで指導を行います。
算数と国語に追われてしまい、理科の学習に手が回っていないとお困りな方はぜひトライまでご相談下さい。
理科の得点アップを目指して合格を勝ち取りましょう!