教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



早いもので、もう11月も終わりです。

 

センター入試、中学入試まであと50日。

公立高校入試までは100日あまり。

 

いよいよ受験シーズン本番です。

特に公立高校入試に関しては、期末テストが終わると三者面談が実施され、

そこでおおよそ受験校を決定します。

 

公立高校の合格判定は「内申点」+「入試点数」になりますが、

内訳と計算方法に関して詳しく記しておきます。

少し長くなりますが、入試に向けた学習状況のシミュレーションもありますので

どうぞ最後までお読みください。

 

 

○内申点

 

第3学年の評定250点

 

1)    5教科(国・英・数・理・社)各教科5点×5教科×4倍=100点

2)    4教科(音・美・保体・技家)各教科5点×4教科×7.5倍=150点

 

 

○学力検査

 

実施5教科(国・英・数・理・社)・・・各教科100点×5教科×0.5=250点

 

 

内申点(250点)+学力検査(250点)=500点満点

となります。

 

ただし複数志願制を実施している学区の普通科には第一志望加算点というものがあります。

 

分かりやすく言えば、普通科は志望校として2校に出願することが出来、

そのうち第一志望の高校には以下の点数をプラスして合格判定をするということです。

 

15点 尼崎学区 西宮学区 明石学区

20点 宝塚学区 伊丹学区 

25点 神戸第三学区 加印学区 姫路・福崎学区

30点 神戸第一・芦屋学区 神戸第二学区

35点 北播学区 西播学区

 

 

さて、ここからが重要です。「内申点」は第3学年の評定となっていますが、

これは1学期2学期の成績がもとに決まります。

 

ここで太郎君の入試をシミュレーションしてみます。

 

 

<太郎君の状況>

 

● 1学期2学期の成績=オール4

● 実力テストの点数 国語80点 英語85点 数学55点 理科60点 社会60点 

● 神戸第二学区

● 昨年度の合格最低点が420点だった普通科高校を第一志望にしたい。

 

 

1)まず通知表がオール4であるので、内申点を200点とします。

2)実力テストの5科目合計点340点を参考に、入試での予想点数を0.5倍の170点とします。

3)神戸第二学区なので第一志望加算点は30点です。

 

以上の1+2+3で400点となりますから、合格最低ラインまで20点足りていません

 

さて、太郎君は理系科目が苦手のようです。普段から苦手意識があるせいか、

英語の勉強に時間をかけて他の科目がおろそかになっている様子。

数学の中身を見てみると、計算問題のケアレスミスが多く、また図形の分野が苦手のようです。

理科はエネルギーや電気のいわゆる第一分野が苦手の様子。

また、社会では男の子らしく戦国時代は武将の名前まで細かく覚えていますが、

近現代は学校の授業のペースが遅くてはしょった授業になっていたことと、あまり興味がなく

苦手のようです。

 

太郎君、志望校も決まっていよいよ受験勉強ですが、得意の英語を中心に頑張るとのこと。

数学のケアレスミスは見直しをして気をつけ、歴史は得意の戦国時代から江戸時代にヤマをはって、

理科は苦手分野には手をつけずに、覚えれば点が取れる第二分野を勉強するつもりのようです。

 

はてさて、これでよいのでしょうか・・・?

 

太郎君へのトライからの提案は・・・

 

まず英語

もちろん受験勉強自体はする必要がありますが、もともと85点取る実力があり、仮に満点が取れても

アップ幅は15点。しかも満点とれるようにするには中学で習うあらゆる内容を覚える必要があります。

もちろん満点を狙うことは素晴らしいのですが、入試は定期テストのように範囲が決められたテスト

ではないので、それに膨大な時間を費やすのは非効率です。

 

そして数学

「ケアレスミス」は「ケアレスミス」ではありません。しっかり解き方が体に染みついているかどうか、

そしてテストのように時間制限がある中でミスなく解くには訓練が必要です。

「家で解いたら出来るから、テストの時だけ気をつければ大丈夫!」という思い込みは危険です。

 

また、図形は毎年のように出題される頻出分野です。これを対策せずに受験を迎えるのは、

最初から点数を落とすのが決まったような状態でテストを受けることに他なりません。

 

続いて理科

普段落としているのはほとんど第一分野。第二分野をもし完璧に出来ても半分しか取れないのでは

いけません。

 

最後に社会

こちらも近世や近現代は毎年多く出題されます。知識として戦国時代を掘り下げるのは

もちろん悪いことではありませんが、受験勉強では、出題されない分野の掘り下げをする時間を

より出題される分野の勉強に充てるべきです。

 

この対策によって、最低数学で15点アップ、理科社会で10点ずつアップし、英国はキープ

合計430点以上で見事合格!というのがトライの提案するプランです。

 

でも太郎君、「えぇ~、でも、英語と国語は得意だから勉強の仕方も分かるけど、

他の科目はどう勉強すればいいか分からないから、出来る自信ないなあ・・・」と弱気。

 

大丈夫!

トライには受験対策の経験豊富なプロ家庭教師と、一人一人の目標と状況に合わせて

学習プランを立案できる教育プランナーが多数在籍しています。

 

今からでも間に合います。

「受験勉強、今のままでいいのかな・・・?」という不安が少しでもあれば

是非お気軽にお問い合わせください!

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