2014年9月11日
兵庫県 秋以降の過ごし方 大学受験編
皆さん、こんにちは。だんだんと吹く風も寒くなり、秋の訪れを感じます。
これから寒くなるだけでなく乾燥する季節にもなりますので、
受験生の皆さんは、うがい、手洗いの習慣づけをしましょう。
さて、今回は大学受験に向けた秋以降の過ごし方についてお伝えします。
大学受験では今年度より数学・理科のセンター試験の内容が大きく変わります。
【数学】
数学Cが廃止されました。これにより一見、数学の履修範囲は少なくなったように見えますが、
実は、数学Cの内容の多くは数学Ⅲ、数学Bへ組み込まれているのです。
つまり、これまでに比べ数学Ⅲや数Bの内容量が増えているということです。
実際に数学Ⅲはこれまで「極限」「微分法」「積分法」の3単位だったものが
新課程になり「平面上の曲線と複素数平面」が加わり全部で5単位の取得が必要になりました。
また数学Cに組み込まれていた「確率分布」や「統計的推測」は新課程では数学Bに組み込まれています。
内容量が増える分、計画を立てて勉強する必要性があります。
【理科】
理科は、旧課程から2科目増加し、
「生物基礎」「化学基礎」「物理基礎」「地学基礎」「生物」「化学」「物理」「地学」
の全8科目となります。「○○基礎」を選択する場合、2科目が必須になります。
もちろん、基礎内容となるため、「化学基礎」と化学」を比べると「化学基礎」の方が易しい問題が多くなります。
実際にこれまでは「化学Ⅰ」に組み込まれていた無機物質、有機化合物に関する履修内容は
新課程では「化学」に移行されており、文系履修者はそれらの細かい性質を暗記する必要はなくなりました。
しかし、基礎科目に関しては2科目必須であるがゆえに勉強しなければいけない科目が増えます。
どの科目も満遍なく苦手、という方は早めに対策を取る必要があります。
理系の生徒はもちろん、文系の生徒にとっても理科の負担は非常に大きくなります。
皆さんは志望校を受験するために必要な科目が何なのかご存知ですか?
志望校によって必要な科目だけでなく必要な得点も変わってきます。
たとえば神戸大学では、5~6教科7~8科目(理科と社会の受験科目によって異なる)に対して
全体で8割強の得点が必要となります。
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