2011年10月28日
高知県 中学受験 ⑥算数の対策
今回は、高知県中学受験算数の対策についてご案内致します。
≪土佐中学校≫
特別高難度の出題はありませんが、どの問題も簡単に解けるレベルではありません。
問題を見てすぐにどの分野の問題かを直感出来るように演習を重ねる必要があります。
計算・図形の公式はしっかり覚えているか、その公式をどう使えばいいかという算数の勉強の
基本をきちんと押さえましょう。
□ 目標点は、70%(105点)が目安
(但し、総合点で合否が決まる為、必ずしも7割取らなければいけないということではありません)
□ 計算問題は解くスピードが重要。ここで詰まると残りの問題を考える時間が無くなる。「速く、正確に」。
□ 速さ・時間・距離の問題は高確率で出題される傾向。頭の中だけで整理せず図に書いて解く訓練が必要。
□ 図形問題は、単純に面積を求める問題から始まり、その答えを使って解く応用問題という流れが多い。
公式をしっかり覚えて、演習を重ねることが重要。
□ 途中の計算式は必ず書くこと。答えが間違っていても解き方が合っている場合は、
部分点が1、2点加算されるケースもある。
□ 算数のAとBでレベルの差はない。また、75点ずつの配点とは限らない。
≪高知学芸中学校≫
難問、奇問はほとんど出ませんが、範囲が広いため幅広く学習に取り組むことが必要です。
速さ・比・公倍、公約数・旅人算・和差算・面積と面積比などが重点ポイントです。
1日目と2日目で問題レベルが異なる為、1日目は70~80%の得点率を目標に、
2日目は50~60%の得点率を目標として設定するとよいでしょう。
□ 速さと時間と道のりに関する内容がグラフと絡めて出題される傾向がある。
□ 割合・比に関する問題も個数や量、長さ、面積などに関するものなどいろいろなパターンで出題される。
□ 図形に関する問題は面積、角度を求めるものや立方体など出題傾向が多彩。
□ 文章題については、面積図などの図を使って考えることを習得すると解きやすい。
≪土佐塾中学校≫
教科書レベルの基本問題+応用問題の出題です。基本問題で70点ほど配点があるため、
ここをケアレスミスや勘違いで落とさないようにすることが重要です。
基本問題+応用で150点中80点以上を目標にして下さい。
□ 教科書の内容をしっかり押さえて、深く理解しておくこと。自由研究欄などで取り上げられている
内容も飛ばさずに確認する。
□ 途中式や解答の考え方を書く欄には、丁寧に分かりやすく書くこと。
□ つるかめ算や旅人算など計算の仕方をマスターしておかないといけないものも出題されるため、
基本例題を何度も反復し習得すること。
□ 線分図や面積図などを用いて解く問題も出題される。基本の計算練習だけでは対応できない為、
日頃から工夫して解くように意識しながら問題に取り組む必要がある。