2019年11月2日
第二回高知県統一模試 総評⑤
こんにちは、家庭教師のトライ高知校の瀬川です。
5回にわかて更新してきました、統一模試の総評も今回で最後です。
最後は社会!
◆社会総評
難易度:難しいよりの普通
平均点:25.3点
今回の社会では、「資料読み取り問題」と「答えが一つじゃない選択問題」の2つが出ました。
また、3年生のこの時期から学習が始まった公民分野からも大問2つが出題されており、
最近の流行や学校での学習状況に一番近い形で問題が作成されている印象です。
公民分野に関しては、必ずテスト本番でも問われるうえに履修期間が短いこともあり、範囲が狭くある意味一番得点しやすい分野となります。
逆に言えば公民分野で点を落とすと厳しい戦いを強いられてしまうので今回点を落とした子は再復習しましょう。
歴史に関しては、むかしと違い特定の時代から集中的に問題を出題するのではなく、今回の大問1のように複数の時代を網羅した問題を出題することも増えてきました。
今回はなかったですが、本番なら例えばこの大問の最後に、「起こった出来事を古い順に並べ替えなさい」といった問題が来てもおかしくありません。
地理に関しては、正誤の組み合わせを選ぶ問題が出題されており、片方は正誤を判別できたけどもう一個ができず答えが合わなかった、という子が多くいたと思います。
資料の読みとりは、正しく読み取れば確実に点が取れます。ただ、その「正しく読み取る」という作業を、テストという特殊な重圧の中でできるかが重要となります。
正攻法は、時間をかけてちゃんと選択肢を吟味することですが、何度も問題にあたり慣れることで、正確に吟味するために要する時間を減らせますので類題演習をしっかり行いましょう。
最初に言いましたが、これから先は「公民分野」が大きく関係してきますから、今学校でやってる内容もかなり重要です。
これまでの復習とともに今履修している内容の両方のついてしっかりこなしていきましょう。