教育プランナーブログ

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5月も半ばになり、気温の高い日が続くようになってきました。

中高生の皆さんの中には、定期テストの真っただ中!という方も多くいらっしゃると思います。

定期テストが終わったら、次はテストで発見した苦手分野や、新しく習う分野の復習が必要になります。

そこで今回は、「復習のタイミング」について紹介していきたいと思います。

 

人間は、「覚えた記憶の約8割をその日のうちに忘却する」と言われています。

つまり、その日学習したことを忘れないようにするためには、授業を受けたその日の内に復習をすることが重要です。

では、具体的にどのタイミングで復習をしたら、最も記憶に残りやすいのか?

それは、「寝る直前の1時間」です。

 

人間は眠っている間、その日得た知識を整理し、必要な知識と必要でない知識の取捨選択を行っていると言われています。情報の整理が行われているという証拠が、私たちの見ている夢です。支離滅裂な夢を見ているとき、脳内では夢にあらわれている情報の整理が行われいるのです。

寝る直前に得た情報は、脳にとって強い印象を持っているので、眠った後でも優先的に必要な記憶に振り分けられます。

そのため、寝る直前の1時間は、最も効率的に復習のできる時間帯なのです。

 

その日学んだ問題を何度も解くことももちろん重要ですが、寝る直前の復習では、その日学んだことを頭のなかで整理することを重視しましょう。

教科書を開き、今日授業を受けた範囲にざっと目を通してみましょう。次に教科書を閉じ、自分の頭のなかで、ぼんやり思い起こしてみます。「英語では、こんな例文を勉強して、○○と○○という単語を覚えた」「数学では、新しい公式を勉強した。その公式は、こういう問題で使う」というように、頭の中で自分自身に説明し直すように考えてみましょう。

これを繰り返すことで、その日学習したことがより強く頭に記憶されます。

 

また、冒頭で説明した通り、一度復習をしても人間の記憶は次第に薄れていきます。

そこで、学習したことを長く強く頭の中に残しておくために、定期的に何度も復習を行う必要があります。まずは、授業を受けた当日、次に1週間後、さら1ヶ月後……と学んだことをきちんと記憶できているか、メンテナンスを行いましょう。

日々新しいことを学んでいくなか、要所要所で復習をしっかり行うことによって、後の試験での勉強がスムーズになります。

これを繰り返していくことで、受験の際には、これまで記憶した知識を最大限活かすことができるでしょう。

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