教育プランナーブログ

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数学のように、解法を理解して、それを応用しながら問題を解くのは得意だけれど、

日本史・世界史のような、ひたすら暗記をする教科は苦手……

そういった悩みを持つ方はいらっしゃると思います。

そこで、今回は歴史科目の効率的な勉強の仕方を紹介したいと思います。

 

歴史を勉強するにあたり、頭に置いておきたいのは、以下の2つのことです。

① 教科書以外にも、自分が興味の持てるものを利用すること!

② いくつかのキーワードを関連付けて覚えること!

 

まず①に関して。教科書を読んでいても、文章がずらずら並んでいるだけで、全然頭に入ってこない……。そういった方は、図書館にある「マンガ 日本の歴史」や「マンガ 世界の歴史」を開いてみましょう。歴史がストーリーとして紹介されているので、教科書を読んでいるより全体の流れが把握しやすいと思います。

マンガを読んで、さらに興味を持てたら、歴史小説や大河ドラマ、歴史を題材にしたゲームをやってみるのもおすすめです。歴史上の人物に感情移入し、親しみを感じることで、「この人物はどういうことをしたのか?この人物の生きた時代はどのような時代だったのか?誰とつながりがあったのか?」というように興味がどんどん広がっていくはずです。自分から興味を持って、覚えたことはなかなか忘れないので、試験の際にもすっと頭から出てくるでしょう。

 

私も学生時代、新撰組の大河ドラマが好きだったので、自然と幕末や明治維新の出来事は覚えていきました。また、戦国時代を題材としたゲームをよくやっていたので、戦国武将の名前や領地の場所、政策は完璧に暗記していました。戦国武将の領地、政策などは、地図とあわせた問題として、頻繁に試験に出てきますが、この分野の点数はほぼ満点でした。

 

楽しんで、効率的に暗記を行うために、まず興味を持つことから始めましょう。

 

次に②に関して。単語の意味を丸暗記しても、試験の際にド忘れしてしまって、貴重な点数を逃してしまうことがあります。

そうならないために、単語を覚える際には、いくつかのキーワードを組み合わせて暗記するようにしましょう。

 

例えば、「豊臣秀吉」に関してなら、

「信長の家臣、大阪城、関所の廃止、楽市・楽座、太閤検地、刀狩、家臣は石田光成…」

というように、その人物に関するキーワードをセットにして覚えてしまいましょう。すると「刀狩は兵農分離を目的としていたな」、「石田光成は、関ヶ原の戦いで西軍の中心になったな」、「一方の東軍は、徳川家康が中心だったな」というように、記憶の中でキーワードがつながっていくはずです。

つまり、試験でひとつの空欄を埋めるたびに、別の空欄を埋めるための記憶をどんどん思いだすことができる、というわけです。

 

歴史の勉強は、自分が興味を持ってしまえば、とても楽しく容易なものです。

暗記ができなくて点数が伸び悩んでいる方は、今回紹介した勉強法を実践してみてください。

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