2011年10月25日
富山県 大学入試 受験対策法!
大学受験対策で最も重要な事は「計画的に学習を行なう」という事です。
高校受験の時は、受験まで残り3ヶ月程度のラストスパートで、志望校合格に間に合った方もいるかもしれません。
しかし、大学受験においては学習すべき内容は多く、難解になっており、付け焼刃の学習では成績は向上しません。
特に高1・高2の皆さんは、今から考え取り組み始めて下さい。
今回は、各科目の大まかな受験対策ポイントをまとめました。
■英語
英語においてまず身につけなければいけないのは、語彙力です。
「単語はいつでも覚えられる」という意識から、語彙力をおろそかにしたまま
文法・長文問題に取り組む人がいますが、それでは効果半減です。
高1・高2の内から地道に覚えていくだけで、大きな差がつきます。
計画的に暗記し、高3夏以降の本格的な受験対策に備えて下さい。
■数学
数学は、数Ⅰ・A、数Ⅱ・Bの教科書レベルの問題について、
少なくとも高3夏までに終えるペースで計画を立てて下さい。
その後理系の方は、数Ⅲ・Cや2次試験対策を、文系の方はセンター対策を行なうことになります。
ⅠA・ⅡBの基礎レベル問題については、なるべく早く取り組み始めるようにしましょう。
■国語
漢字・古語単語・古文文法を早めに習得しておきましょう。
特に古文は、英語と同じで早めに語彙力をつけておくと後に伸びていきます。
単語数は約600語程度になりますので、地道に覚えていけば、スムーズに身につく量だと思います。
例文が載っている単語帳がほとんどですので、短い文の中で暗記していくやり方も有効です。
■社会
社会の暗記は特に計画性が重要な分野になります。
高校にもよりますが、センター試験ギリギリまで授業で教科書が終わっていないケースが多くあります。
ですので、高3の夏までにある程度の復習を終えていないと、
秋以降は教科書の内容+復習を常に行なうことになり対応しきれません。
特に日本史は後半に習う近代・現代からの出題が中心になりますので、
少なくとも中世までは夏に終えておく必要があるでしょう。
■理科
センターの範囲は、夏休みまでに終えておくことが理想です。
特に国立2次試験で理科が必要な方は、要注意です。
国立2次試験での理科は難問が出題されるケースが多く、
センター試験後の対策だけでは間に合わない可能性があります。
次回からは各科目を細かく分析し、傾向と対策についてお伝えしていきます。