2012年3月19日
富山県 効果的な勉強のやり方
県立高校受験も終わり、春休みが近づいてきています。
2月に降り続いた雪もようやく解け、暖かい日が続くようになりました。
春休みは期間も短く、あっという間に終了してしまいますが、
次学年の学習を考えると、非常に重要な時期になります。
今年度、トライの生徒さんの入試結果を見ても、春休みに頑張った方は
その後1年間、志望校を落とさずに合格を決めた方が非常に多かったです。
今回は、春休みから取り組むべき勉強のやり方についてお届けします。
春休みは、これまで習った事が、次学年で習う単元にどう繋がっていくのか
を意識して学習に取り組みましょう。
例えば、中学1年生の数学であれば、正負の数・文字と式を1学期に習っていると思います。
ここで習った事は、2年生1学期に習う、式の計算という単元につながります。
また、1年生で学習した1次方程式は、2年生で習う連立方程式へと繋がっています。
連立方程式の文章問題は、方程式を2つ作って正答を導きだす必要があります。
1次方程式の文章題で、1つの式を作るのに苦労していたら・・・当然解けないですよね。
ここで1年生の復習をしておくと、スムーズに新学年に入っていけます。
「計算が苦手」という人は、「春休みは計算をマスターする」等、
明確な目標を立てて取り組むと良いと思います。
過去の定期テストを教材とし、やり直しを行なうのも効果的です。
この様に、単元の繋がりを理解したうえで復習すると、理解しやすくなります。
数学以外の科目も同じです。
「繋がりが分からない」と思うかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
ほとんど全ての単元で、次学年への繋がりはありますので、
苦手分野を潰しておくことがそのまま対策になります。
春休みは何となく気持ちがフワフワし、何もできないまま終わってしまいがちです。
ここで頑張って、周囲に差をつけていきましょう!