2013年11月15日
富山県 私立高校入試の傾向と対策~富山第一高校 数学編~
ここ数日、朝晩はかなり冷え込んできました。
みなさん、受験生は特に、体調管理はしっかりしていきましょう。
今回のブログでは引き続き、私立高校【富山第一高等学校】をご紹介していきます。
前回は国語でしたが、今回は数学についてお話していきたいと思います。
数学は、試験時間50分、6つの大問で構成されています。
(1) 計算
一次方程式、文字式から因数分解や角度の計算、確率などの基本的な問題が占めています。
数学は一問の配点が大きいので、計算問題では点を稼いでおきたいところです。
「計算慣れ」しておくことがケアレスミスを失くす近道です。
定期的に練習するようにしましょう。
(2)(3)資料の整理・連立方程式・規則性など
近年、新課程の範囲が少しずつ出題されるようになりました。
資料の整理は、一度解法を理解しておく必要があります。難問ではありませんので、
新研究の解説をよく読み、また先生に質問などして、解けるようにしておきましょう。
連立方程式をあまり得意としない受験生は、まず文字式の利用から取り掛かりましょう。
連立方程式は、問題文から式を立てるところで時間が掛かってしまうという印象があるかもしれません。
ですが、まず問題文から“一つの式”を作ること、つまり文字式の利用で練習することから
始めてみてください。それから、過去問演習に入りましょう。
(4)(5)(6)関数・証明・空間図形など
幾何、代数、それぞれ得意、不得意分野があると思います。
試験後半では、小問が進むにつれてより複雑になっていきます。
ですから、高得点を狙う受験生は、出題者の意図を把握し、ひとつひとつ整理して回答する必要があります。
といっても、難問というほどではなく、新研究をしっかり理解していれば解答できる問題です。
数学については、とにかく演習量を増やそうと頑張っている受験生は多いと思います。
もちろんそれも一つの勉強法です。
ただ、ケアレスミスや「やったことがある問題」を間違えた時には、
・一つの問題をじっくり時間をかけて解いてみる
・解ける様になるまで何度も解説を読み、納得のいくまで先生に質問してみる
ということをしてみてください。
間違いを赤で直すだけではなく、理解するまで質問するという方法も、
必ずあなたの力になるはずです。