2015年7月15日
富山県 期末テストの効果的な受け方
いよいよ夏休みです。
1学期の総まとめといえる期末テストが終わった学校も多いと思います。
中学生の皆さんも、高校生の皆さんも、期末テストが終わってさあ夏休みだという気持ちでいるかも
しれませんが、期末テストは受けただけで終わりというのは間違っています。
添削されて結果が出てからが、期末テストの本当の効果があります。
それは夏休みの目標にも繋がる大切なものです。
<期末テストの効果的な受け方>
まず、期末テストに向けて試験範囲をしっかり勉強しましょう。
全範囲を勉強することが理想ですが、その前に苦手な単元に絞ってまずはそこから学習してください。
次に、期末テストが終わってからです。一番もったいないことは試験を「受けたまま」にしてしまうことです。
実は、試験というものは受けてからの価値が最重要といえるくらい、大切なのです。
答案が返却されたら、まずは自分が間違えてしまったところを確認し、解答のプロセスをたどってください。
このとき、どうして自分が間違えたのかをしっかり考えてください。
単なるケアレスミスなのか、それとも手をつけることができなかったのか。
途中でつまずいたならどこで分からくなったのかをしっかり確認してください。
(入試では1点が合否を分けることもあります。単なるケアレスミスといえども、
次は絶対にミスしないように、軽く受け止めないように、気をつけてください。)
確認したら、分からないところを解決しましょう。
模範解答と照らし合わせて分かれば、今度は自分だけの力で再度解きなおしをしましょう。
模範解答を見ても分からなかったときは、学校の先生や家庭教師の先生に質問しましょう。
このとき、「なんとなくわかる」ではなく、自分が納得できるまで説明してもらい、
理解することを大切にしましょう。そして理解できたならこの場合もおう一度解きなおしてください。
最後に、間違えた問題をストックしておいて、日数をおいて再度解きなおしましょう。
この周期に関してはトライの勉強法を参考にしたり、家庭教師の先生、教育プランナーに相談したりして、
入試で出会ったときに確実に得点できるようにしましょう。