2011年5月9日
富山県 どこで勉強するべきか?
ご家庭からよく寄せられるご質問です。
「どこで勉強させればよいですか?」
自分の部屋、それとも教室、それともリビングでしょうか。
どれが正解というわけではありませんが、どの場所でも、メリットとデメリットがあります。
自分の部屋以外では、先生や友人、親など自分以外の監視の目があるためサボることができません。周りにがんばっている人がいれば、「自分も頑張ろう」という気にもなるし、一緒に気分転換もできます。騒音もあります。受験会場が必ずしも静かであるとはかぎりません。むしろ、となりの人の筆記音や、建物の周りを歩く人の足音、車の音など、神経が集中できない要素はいくらでもあるでしょう。そういった意味では、騒音のある環境で集中できるようになっておく必要があります。
自室のメリットとしては、自分のリズムで勉強できることです。音読など他では人に迷惑がかかるような勉強もできます。「今日はちょっと疲れたな」と思うような時は、布団の上に寝転んで、単語集をペラペラめくってみるのもいいでしょう。これを定期的に行えば、単語・熟語力が格段にアップします。自室には、勉強道具が手元にあるという点もメリットですね。
通学時間のバスや電車の中でも勉強時間が確保できます。片道30分の電車・バスに乗っていれば、往復で毎日1時間単語集がみれます。毎日見ていれば年間300時間単語に触れているという計算になります。
夏休みや放課後は図書館で勉強するのも効果があると思います。他の学校の生徒がいて刺激になるかもしれません。たまにはファミレスやマクドナルドなどで勉強するのも良いかもしれませんね。
どの場所で勉強するのがベストか、それはその時の自分の状況や心境にも依るでしょう。
自室で効果が出ないと思った時は、少し環境を変えて、自分に合った場所を考えてみてはいかがでしょう。