2011年7月14日
富山県 「計画倒れ」を回避する方法
前回、「有意義な夏休みを過ごすために」という内容で文章を掲載しました。
今回は、もう少し具体的に有意義な夏を過ごすために必要なことについてお話したいと思います。
有意義な時間を過ごすために絶対的に必要となってくるのは「計画」です。
行き当たりばったりの無計画な学習ほど無駄なものはないからです。
しかし学生に限らず社会人になってからも誰しも陥るのが「計画倒れ」・・・
「せっかく計画をたてたのに実行できなかった/計画を立てることに一生懸命になりすぎた/計画が大きすぎた・・・」
こういった経験をしたことのある人は多いはずです。
ではどうして計画倒れが起こってしまうのでしょうか?
計画倒れが特に起きやすいのは長期休みです。
時間がいっぱいある長期休み前には「今年こそやるぞ!」という気合いが昂じて
ついつい自分を追い込むような厳しい計画を立ててしまうものです。
それ自体は全く悪いことではなく、むしろ自分を追いこむ有効な方法でもあるでしょう。
しかし自分の力量を過信した計画は、自分の首を絞めるばかりか
計画をこなせないことによって生じる自己嫌悪によって思わぬストレスを生む危険性すらあります。
そこで、長期休みの計画を立てる際には「想定外の出来事が起こる可能性」を考慮した、
「やや柔軟な計画」を立てることをお勧めします。
たとえば1週間のうち1日は予備日を設定し、その日には何らかの事情でこなせなかった課題をこなす、
あるいは6日間頑張った自分へのご褒美として活用する、さらにプラスアルファの学習をするなど、
自由に使ってもよい日をあらかじめ設定しておくのです。
こういった「予備日」を設定することで心に余裕ができ、長期的なスケジュールをこなすことも幾分楽になるはずです。
みなさんも計画倒れにならないように、余裕のある計画をたてて学習を進めてみてください。