2011年12月19日
富山県 冬休みの勉強法(高校生)
雪の降る季節になりました。先日市内では本格的に雪が降り、積もる地域も見られました。
底冷えが厳しくまた一段と寒くなりますから、受験生の皆さんは特に体調管理に気をつけましょう。
今回は冬休みの勉強法、高校生編をお届けします。
大学入試センター試験まで、あと1ヵ月を切りましたね。
センター試験を利用して入試に挑む3年生は、限られた時間内で何をしていくかが大切になります。
【過去問】
冬休み中に、センター試験の過去問を最低5年分、できれば10年分解きましょう。
多くの問題を解くことで、センター試験のマーク式に慣れるとともに自分の得意分野・苦手分野の確認が出来ます。
自分では得意だと思っていたが、試験で解いてみたら出来なかった、前は出来ていたのに忘れてしまっていた、
ということを防ぐためにも、得意分野の復習も重要になります。
問題をぱっとみて「解ける」と思っても、必ず最後まで解いて現時点の自分の学力を確かめましょう。
また、書店で過去問を購入すると追試も収載されていると思いますが、
追試は本試に比べ難易度が高くなっていますのでまずは本試から解くようにしてください。
【時間配分】
試験では時間配分も大切です。
過去問を解くときは、時計を手元に置き本番と同じ制限時間内で解くようにしましょう。
【科目配分について】
センターで使わないけど二次試験で使う、といった暗記科目も忘れずに並行して行うようにしてください。
定着には時間がかかりますから、二次試験の範囲の暗記も今からやっておく必要があります。
理系の生徒さんはセンター直前の今、理科(化学Ⅱ・物理Ⅱ)の暗記を除き、
二次試験の範囲、特に数ⅢCをやる必要はありません。
センター試験後にセンターの得点を変える事はできません。
得点を変えられるのは、試験前の今だけです。センター直後からしっかり始めれば、
二次試験までに数ⅢCの対策は間に合いますので、今はしっかりセンターに集中しましょう。
年末年始は行事が多く何かと忙しいため、まとまった時間を作る事が難しい時期です。
隙間時間を見つけて計画的に勉強しましょう。
受験までまだ時間のある1,2年生は、冬休み前に今までの模試や試験の見直しをして自分の学力を再確認し、
冬休み中は自分の苦手な分野を重点的に復習することが大切です。