教育プランナーブログ

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高校入試シリーズの最後は国語のポイントになります。
 
よく国語はどのように勉強をしたらいいかがわからないといいます。

王道の勉強法は理解の積み重ねになりますので、面倒がらずにしっかり取り組みましょう。
 
 
【国語① 漢字・語句・文法】
 
富山県では毎年国語の大問1で漢字が出題されています。
漢字の問題は、「肩が凝る」や「キュウキュウ車が走る。」など、
文中の漢字を読み書きする形式で出題されます。
配点は高くありませんが、必ずすべて解答出来るようにしたいところです。
 
対策としては、日頃から新聞や本を読むことが最も効果的です。
また、読めない漢字はその場で辞書で調べ、同じ間違いをしないように気をつけましょう。
文章を読んでいて、読めない漢字はそのつど調べることを習慣にすれば、
漢字の読みはまず問題ないでしょう。
 
 
【国語② 説明的・文学的文章読解】
 
富山県の公立高校入試の国語では、大問2は小説の読解問題が出題されます。
近年は選択問題ばかりではなく、記述問題も多く出題される傾向があり、
記述対策が合否のカギとなってきます。
 
従来の書き抜き問題や、選択問題に比べ、記述形式の出題は、
文中の語句を使って説明を行わなければならないため、難易度が高く、正答率も高いとはいえません。
 
しかし国語を得意としている人や、他の受験生と差をつけたいと考えている方は
ぜひ確実に回答をつくる力をつけて試験に臨んでほしいと思います。
 
記述形式の問題は、一朝一夕の演習ではなかなか身につかないものです。
国語を苦手としている人は、多くの文章を読み、記述問題を面倒くさがらずに演習を重ねることが、なによりも重要です。
 
また記述式の問題は、少なくとも大問2、3で各3問以上出題されています。
受験生の皆さんは新研究や、その他学校のワーク等を活用し
記述問題に積極的に取り組み、入試対策を行っていきましょう。

 
 
【国語③ 古典(古文・漢文)】
 
古文は、古典的仮名遣いや古文的な表現がどうしてもとっつきにくい分野で、
苦手としている人も少なくないはずです。
 
しかし中学の古文で出題される語句や表現などは、ある程度決まったものが多く、
文章の出典傾向が、かなり似通っていることがあります。
「あ、これは解いたことがある」「この文章は読んだことがある」といったことが意外と多いのが古文です。
 
つまり、古文については、問題集を丁寧に解いていれば、次第に理解できるようになってくる分野なのです。
 
また古文の問題を解く場合は、問われている単語や表現だけではなく、
文章全体を理解できるように全訳するように心がけましょう。
 
出典や作者名なども大きなヒントとなる場合があります。
広い視野を持って、問題全体を眺めてみてください。
 
 
【国語④ 作文】
 
大問4では、毎年200文字程度の作文が出題されます。
 
富山県の作文では、構成について条件が細かく指定されますので、
問題文をしっかり読んで、書くべきポイントをあらかじめきちんと整理するように気をつけましょう。
 
また、いきなり文章を作るのではなく、指定された段落構成にそい、
書きたい内容を箇条書きでメモし、言いたいことを整理してから書き始めると、解答がスムーズになります。
 
作文には間違いも、正しい解答もありません。
その分、書式にそってどれだけ構成のしっかりした文章を書けるかがカギになってきます。
 
作文は、日々練習しなければうまくなりません。
また、自分で作った作文の良し悪しは自分では分らないものです。
解答例と比較するだけでなく、学校の先生や、友人、両親などに読んでもらい、
アドバイスや添削をしてもらうこともお勧めします。

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