教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



今回より富山県の県立高校入試において、出題傾向を5回に渡って掲載致します。

重要単元を把握し、夏休みの学習で強化に努めましょう。
 
また高校受験において学習相談や対策指導も随時行っています。まずはご相談下さい。
 
 
【(1)計算・方程式・文章題】
 
(数と式)
・正負の数の計算
・式の計算
・平方根
以上が毎年出題されています。
 
(方程式)
・連立方程式の応用
・2次方程式
この2つが多く出ています。
 
(文章題)
長い問題文が数問あり、内容を理解した上で、数学的に考える問題が出ます。
答えを出すまでに時間がかかる問題が多いので、一問にかける時間を決めて、
時間内に解けない時は後回しにするというやり方も必要となってきます。問題の見極めも重要です。
また、文章題を解く場合は、絵や図を書いてみると問題文の意図が理解しやすい場合が多くあります。
問題文の余白スぺースを活用し、自分なりに絵や図で表現するくせをつけましょう。
 
 
【(2)関数】
 
中学生を苦しめる分野の一つが、関数なのではないでしょうか。
関数の分野を苦手とする生徒さんが多いですが、入試で必ず出題される以上、対策は必須です。
 
グラフを書く・座標を求める・式を求める、といった基本的な問題はもちろん、
1次関数と2次関数の融合問題まで、確実に押さえておきたい分野です。
さらに、図形や方程式との融合問題、決められた変域で点が動く問題などは
特に上位校志望の生徒さんは、応用問題まで演習しておく必要があるでしょう。
 
過去問を中心に色々な問題にあたり、思考力を鍛えるとともに出題パターンを覚えていきましょう。
 
 
【(3)平面・空間図形】
 
計算力があり、数学が得意という人も意外と苦手としているのが、平面・空間図形の分野ではないでしょうか。
図形問題は、思考力や、展開図を作成する能力、図形を多面的にとらえる力や想像力も求められます。
図形問題は、受験生の明暗を分ける分野といっても過言ではないでしょう。
 
また、富山県の入試問題に毎年と言っていいほど出題されているのは、相似の証明問題です。
相似や三平方の分野は、中学3年生の後半に学習することから、
演習量が少なく、問題慣れしないうちに入試をむかえてしまう危険性もあります。
図形が苦手な方は、早めに対策を行う必要があるでしょう。
しかしこの分野をマスターすれば図形問題は怖くありません。
 
また平面・空間図形は平成18年度から毎年のように出題が見られます。
1,2年生の範囲の図形問題もしっかりと復習しておくことをお勧めします。
過去問をうまく活用し図形問題の演習に取り組んで下さい。
 
 
【(4)確率・統計】
 
確率分野は、大問1で一問一答の形で問われることもあり、非常に出題されることの多い分野です。
しかも最近では、基本的な問題からやや応用的な問題へと傾向が変わっていることが分かります。
近年では、関数との融合問題が出題されたこともあり、かなり難易度の高い問題も目につきます。
教科書レベルの事項をマスターした人は、入試レベルの問題や新傾向の問題に
いちはやく取り組むことが必要でしょう。
 
また、確率の問題を解く際には、樹形図を正確に書けるように練習が必要です。
 
統計や資料解釈の問題は、最近になって少しずつ出題されるようになってきた分野です。
それほど重点をおいて勉強する必要もありませんが、
基礎的な問題に対応できるように、必ず復習をしておきましょう。

このページのトップに戻る

富山県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら