2013年8月8日
富山県 高校入試(英語編)
夏休みの学習は順調に進んでいますか?
今回は、高校入試の英語になります。夏休みにすべきことを把握し、対策準備を行いましょう。
【①単語・文法】
単語力の重要性は皆さん分かっておられると思いますが、単語だけではなく熟語の暗記にも力を入れて下さい。
富山県高校入試・英語の傾向として、長文読解が多いことが挙げられます。
その中で適語選択・補充問題の出題頻度が高く、熟語を知っていることで対応できる問題が多く出題されています。
単語・文法は全ての問題の基礎ですので毎日欠かさず暗記に取り組んで下さい。
【②会話文・長文読解】
コミュニケーション能力の基礎や基本を問う問題が多く出題されます。
長文に関しては、富山県に関する問題や、近年では、電子メールの長所短所や
老人ホームでの体験の英文から要点を読み取る問題が出題されました。
出題傾向としては、基本的な資料を読み取り、文法の知識を問う問題や、英文での質問に対し、
日本語で答える問題が多く出ます。
普段から簡単な英作文や英語表現を理解し、書けるようにしておきましょう。
【③英作文】
富山県高校入試の英作文では、与えられたテーマで5文以上書く問題や、
条件に従い手紙を書く問題等がよく出題されています。
これらの傾向に対しては、まず自分の考えを表現する語い力が必要ですので、
単語・熟語の暗記をできるだけ多く行なって下さい。
また、いきなり問題文の求める解答を英語で書き始めるのではなく、
日本語で簡単な文章を考えてから書き始めると、無理なく書くことが出来ます。
英作文の問題で問われているのは、書いた内容や表現力ではなく、構文の運用能力です。
例文丸暗記でよいので、後はテーマに沿って内容を合わせていけば得点できます。
英作文は解答例と照らし合わせるだけでなく、学校や家庭教師の先生などに添削してもらうことをお勧めします。
富山県高校入試の英語では、英作文の出題率は非常に高くなっていますので、早めに対策を立てておきましょう。
【④リスニング】
英文を聞いて質問に答える問題や、絵や図表について答える問題のほか、
自分自身について答える問題も出題されており、英作文の要素も含んだ出題が見受けられます。
リスニングの対策は、聴き取りの練習だけではなく、自分自身が言いたいことを英語で表現する練習が必要です。
紙に書いてある英文を訳す時は、単語の意味を1つ1つ考え、日本語の語順に並び替えていく方が多いと思います。
しかし、リスニングでは聞き取りながら訳すので、その訳し方ではスピードが追いつきません。
英文を意味の塊で理解できるように、自分の意見を英語で表現・イメージする練習を重ねましょう。
時間はかかりますが、慣れれば確実に得点できる分野です。
英語は日々聞いて慣れることが第一です。