2011年1月31日
神奈川県公立高校入試のポイント(社会)
トライでは神奈川県公立高校入試を控えたお子さんをたくさん抱えています。
今日は生徒さんにアドバイスをしている中身を少し紹介します。
神奈川県の入試問題は傾向が10年以上大きな変化がなく進んでいます。
つまりしっかり対策をすれば点数が取れる問題ということです。
今日は、社会の問題傾向をお知らせします。神奈川県入試は地理・歴史・公民の3分野がバランスよく出題されます。
地理は世界地理で正距方位図法(せいきょほういずほう)での世界地図を近年好んで出題しています。メルカトル図法なども一緒に出されることもあります。図法をみたら、解いたことがあるから大丈夫と思えるくらい出題傾向を良く知り、そのタイプの問題には対応できるようにしておきましょう。また熱帯雨林や亜寒帯などの気候を見分ける年間雨量と降水量グラフは出やすいのできっちり確認しておきましょう。
歴史では日本史・世界史を同じ軸で考える問題が出題されますので、年号を覚えるときは日本でこんなことが起こっているが、世界では同じ時期に何が起こっていたかなと確認しながら考えてきましょう。また文化も好きなので、大まかにも例えば天平文化がいつの時代の文化で、どのような特色があり、代表作品が何か答えられるようにしたいですね。教科書の最後にカラーで年表がたたんで入っているものがあるので、それをコピーして大事なものをかくして暗記シートなどにするのも簡単にポイントを押さえるコツです。
最後に公民ですが、流通の箇所は比較的毎年良く出ます。需要供給曲線は昨年度出題されているので、今年は出ない可能性がありますが、最重要項目の一つです。日本(神奈川)の一般会計の予算の歳出内訳などを聞く可能性がありますので、細かいですがチェックしておきましょう。
以上簡単ですが、社会の内容に触れました。
明日は前期試験合格発表です。合格しても気を抜かずに勉強は続けて下さいね(高校入学時に学力を下げて、はいらないようにしましょう)