教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。

金木犀の季節も終わり、冬が近づいてきました。とうとう試験本番まで残り100日をきりました

この時期、受験生の皆さんは模擬試験を受けて、その結果によって自信を高めたり、

あるいは不安になったりしていることと思います。

本日は、皆さんが受けている模擬試験のうち、中学受験用の模試について解説をしていきます。

 

主立った模擬試験は下記の通りです。

・ 統一合判(首都圏模試センター)

・ 合不合判定テスト(四谷大塚)

・ 全国公開模試(日能研)

・ サピックスオープン(SAPIX)

 

<統一合判>

統一合判は、他模試が大手進学塾が運営していることが多い中で、大手進学塾ではない機関が運営していることが特徴といえる模試です。受講者数もおよそ16,000人と多く、信頼性の高い模試と言えます。日能研・サピックス・四谷大塚以外の塾生が多く受講している印象があります。

試験問題の内容は、基礎~標準レベルの問題が多めに出題されており、比較的易しめと言えます。サピックスなどの授業で課されている難問の類いは出題されにくい傾向がありますので、偏差値55以上の学校を目指す場合は物足りなく感じてしまう可能性があります。一方で、偏差値55以下の学校では、難問を必要としない(標準問題をいかに解けるかをみる)試験であることが多いため、この模試でどれだけ点数がとれるかを判断軸としてよいと思います。

 

<合不合判定テスト>

合不合判定テストは四谷大塚が運営する模試です。受講者数は20,000人を超えており、上に挙げた模試のなかで最も多く受講されている模試です。四谷大塚の塾・準拠塾を主に、サピックスなど他塾の生徒も多数受講している印象があります。

試験問題の内容は、量はやや多めで、難易度も簡単な問題から全体正答率が30%をきるような難解な問題までバランスよく出題されている印象があります。偏差値55以上の学校を志望校している生徒はこの模試での偏差値を判断軸としてよいと思います。

 

<全国公開模試 / サピックスオープン>

全国公開模試は日能研が運営する模試です。受講者数は15,000人程度となっています。受験者の層としては日能研生が割合多いようです。サピックスオープンはその名の通りサピックスが運営する模試で、状況として日能研の模擬試験と似た状態です。

どちらも難関校に進学させることをテーマとしているため、問題の傾向としては難易度の高いものになっています。現状で偏差値が50以下の生徒にとっては解くことが難しく、むしろ不安を煽るかたちになってしまう可能性もあります。まずは全体正答率の高い問題で間違えてしまった問題の復習に時間を充て、全体正答率が低い問題については一旦置いておく覚悟も必要です。

一方、現状で偏差値が50以上あり、目指す志望校のレベルも高い場合は、全体正答率の低い問題であっても、次回同様の問題が出題された場合、他の生徒は解けるようにしてきている可能性が高いので、ミスした問題は必ず、「ストック」→「できる」ようにしておきたいところです。

 

【最後に】

あくまで模擬試験は模擬試験です。上記の通り模擬試験にも「偏り」といえるような傾向があり、志望校の出題傾向とは必ずしも一致しないことが普通です。

真に重要なことは、模擬試験でどれだけの偏差値がとれるかではなく、志望校に合格できるかということです。

模擬試験の結果はたしかに志望校の合格可能性をさぐる判断軸のひとつですが、あくまで志望校の出題傾向と照らし合わせながら模試の結果をみていかないと判断を誤ることになります。

模試の結果が出るごとに塾の先生と綿密な打ち合わせがなされていればよいのですが、トライに学習相談を依頼される皆様のお話を伺っていると、集団塾では生徒の成績が上がらない根本の原因に手がつけられていないことが多いように感じます。

 

もし、模試の結果に不安などを感じられた場合はぜひトライへご相談ください。

マンツーマンだからこそ実現できた実績や経験からアドバイスを行います。

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