2012年11月2日
神奈川県 中学入試 併願校の選び方
こんにちは、トライ神奈川校です。
本日は、中学入試の併願校の選び方について記していきます。
まず、併願校とは何でしょうか。
意味としては、第1志望校に対する「抑え」といったところでしょうか。
ここで大事なポイントは、中学受験で万が一があった場合に、公立中学校に行く覚悟が
あるかどうかです。もし、あるならば、本当にいきたいと思う中学校を受けることをお勧めします。
神奈川では、横浜国立大学附属中学以外、高校も繋がった中高一貫教育です。
中学高校の6年間という時間は、精神的・身体的にも大きく成長する時期ですので、
選択を誤っては大変です。
*ちなみに今年は、横浜国大附属中学の試験日が2月2日となり、
公立の中高一貫校(2月3日試験)との併願が可能です。
同じ横浜にある南高校附属中学の倍率が上昇する懸念があります。
一方、公立中学校に進学することを考えていない方は、
「絶対に公立中に進学しない!」という意気込みで中学受験を考えていきましょう。
ほとんどの私立中の初回の試験日は、2/1か2/2です。
この2日間の募集人数が多く、チャンスも大きくなります。ですから、第1志望校の受験は、
1日か2日のどちらかになるでしょう。1日に第1志望、2日に第2志望ならば、
3日は必ず実力よりも低いランクの中学を受験しましょう。
中学入試の結果は翌日か翌々日に発表されます。
ですので、前2日が悪い結果となった場合、精神的にも3日が非常に重要になってきます。
2日が第1志望ならば、1日は実力相応校で体を慣らしましょう。
初日から本命校では間違いなく緊張をしてしまいますし、実力を十分に出せないかもしれません。
結果以上に、試験に慣れることがポイントです。
1日に本命校を受験する人は、1月入試を、千葉もしくは静岡で受けるとよいと思います。
しかし、受験校があまり遠すぎると体力を消費してしまうので、移動距離も考え、
もし、近くにないのならば、受けないという選択もありです。
行きたい中学が2つしかない方は、可能な限り受験回数を増やしましょう。
ほとんどの中学で同中学の複数回受験は優遇があります。午前・午後入試などを駆使しましょう。
合否をお子様にいわない保護者の方もいらっしゃいますが、それは避けていただきたいと思います。
試験を受けた本人は感触からなんとなく結果がわかっていますし、言われないと逆に
気になってしまいます。それよりも、どのような結果がでようと、持ち上げたり励ましたりし、
お子様の精神状態を保護者の方々がサポートしてください。
併願校が決まった時点で、当日の動きや、お子様にどのような言葉をかけるかを
考えておくとよいでしょう。
11月に入り、入試まであと3ヶ月をきりました。
精神的にきつくなってくる時期です。
家庭教師では、効率的な志望校対策を行います。そして何より、第3者である家庭教師が、
精神的なサポートをすることでお子様の力は飛躍的に伸びていきます。
もし、中学受験のことでお悩みがありましたら、気軽にご連絡くださいませ。