2012年11月16日
神奈川県 中学入試攻略法 ~公文国際学園中等部編~
こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。
今日は中学入試攻略法と題して公文国際学園中等部を紹介します。
公文国際は、近年神奈川大学附属と並び、共学校で、大学進学率が高く、
自由な校風や学校生活の楽しさなどの評判の高さもあって、人気を不動にしてきています。
公文国際の入試は大変ユニークで、受験をする子の中には、
ここを受験してダメだったら公立に進むという考えの方も多くいらっしゃいます。
公文国際が第一希望の場合は、オーソドックスに中学受験の基礎をやっているだけでは
合格できません。学校の出題傾向を確認して、過去問題を必ず何度か繰り返し行い、
思考力、文章の構成力をつけておきたいところです。
2/1に行われるA試験では、今年度も定員110人と発表されていますが、
この日はなんと1科目試験です。
しかも試験科目は国語・算数・英語・数学のいずれかを選択します。
英語や数学は公文式学習の中学終了レベル程度で考えておくと分かりやすいでしょう。
ここでは、2011年入試の算数の問題から、特徴的な問題を1つ簡単にご紹介いたします。
昨年度の算数の問題では、大問が5題出題されています。
合格最高点は76点、最低点は51点と発表されていますので、
受験される方は、65点は取れるように目標設定しておくとよいでしょう。
算数の問1から問4は比較的オーソドックスな中学受験の問題ではありますが、
特殊算(ないしは方程式)を使う問題は、必ず途中式を書かなければなりません。
解き方の途中式を、時間内に簡潔にしっかり書くことが出来る練習は必ず行いましょう。
また、問5が公文国際らしい出題で、三角形の相似と内角の和を使った図形の問題です。
公立中学校の3年生の応用問題として問題集に出てきても不思議ではないような問題が続きます。
落ち着いて解けば難易度は決して高くないのですが、
公文国際は、図形の中でも合同や相似、空間図形なども頻出なので、
図形問題だけは高校受験用のテキスト問題を中心に取り組んでおいた方が、
当日、違和感なく臨めるかもしれません。
このように、各学校の入試傾向をつかんで、お子さんに今足りていない力は何なのか?
文章をまとめる構成力が足りない、途中式を書くのが苦手という子もいれば、
図形単元の苦手意識が強く、その単元を繰り返し学習する必要のある場合もあります。
お子さんの現状をきちんと把握し、受験に向けて必要な対策を家庭教師で行いませんか?
毎年この時期になると、「塾では過去問題の分析や対策、やり直しや解説が不十分で不安」
という、親御さんからの駆け込みのご相談や、直前のお申し込みを多く頂きます。
悩んでいらっしゃる方はぜひご連絡下さい!
神奈川の「トライさん」が、解決に向けて一緒にプランを考えていきます。