2023年3月16日
えっ、こう解くの? 中学入試 算数に挑戦!➂
こんにちは
中学入試においては新学年が始まって、一ヶ月が経ちましたね。
新学年が始まり、「うわ、算数が難しくなった!」と感じているご家庭も多いのではないでしょうか。
今回のテーマは、これです!
テーマ『算数の問題(速さ)』
「速さ」は、中学校の方程式のときも出てくるので、苦手と感じていた保護者の方も多いのでは?
中学受験の『速さ』では、入試では必ず出題される単元で
・旅人算
・通過算
・流水算
・時計算
・進行グラフを使う問題等
と別れて学習します。それぞれの特徴や解法はまたの機会にするとしまして、今回は下記の問題を一緒に行いましょう!
例題
ある道のりを、行きは時速40㎞で帰りは時速60㎞で往復しました。往復の平均の速さは時速何㎞になりますか。
実はこの問題、大きな保護者説明会の際に、私が一番前に座っていたお母さまに解答を伺ったところ、『馬鹿にしないでください!!』と叱られた問題なのです笑
『50に決まっているでしょう!怒』
でも答えは、時速50㎞ではなくて、時速48㎞なのです。
解説
例えば、ある道のりを120㎞とします。(道のりはいくつにおいても大丈夫です)
行きにかかる時間・・・120㎞÷40㎞/h=3時間
帰りにかかる時間・・・120㎞÷60㎞/h=2時間
往復の速さ・・・(120㎞+120㎞)÷(3時間+2時間)=48㎞/h
となるのです。
おもしろいですねぇ。中学受験の問題は一筋縄ではいきませんね。暗算で答えるのもの大切かもしれませんが、図や表をしっかり描き、途中の考えや式を表すことが出来る。これが大切で、今後成績が伸びていく生徒さんとなります。
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~中学受験専門教育プランナー~
秋山 和典
大手中学受験塾で算数を中心に20年以上勤務。
教室責任者も兼任した経験あり。
最新の中学受験情報の傾向をキャッチアップし、
トライでは中学受験専門の教育プランナーとして活躍。