2023年3月27日
ケアレスミスが多い? 偏差値1の重み
こんにちは!
中学入試においては新学年が始まって、一ヶ月が経ちましたね。
新しいカリキュラムになり、学習量や宿題の量が増え、戸惑うことも出始めたころではないでしょうか。
今回のテーマは、これです!
テーマ『偏差値1の重み』
模試で出てくる『偏差値』。
偏差値とは、「平均点をとった人を50として、ある集団の中での位置を示す数値のことです。」
BenesseマナビジョンLabより
受験生の中で自分の立ち位置が分かるものですね。
各塾が中学校受験のための偏差値表を作成し、それを使っての進路指導が行われています。
『偏差値上げなきゃ。』『偏差値が志望校まであと10足りない!』 なんてよく聞きますね。
今回は偏差値1の取り方・重みについてお話しします。単純な計算で、詳しく当たっているのかは専門家の先生に聞かないといけないのですが、私が生徒励ます際に話すことです。
首都圏模試さんの12月の6年生の模試のデータです。
生徒の偏差値60 4科目合計289点
生徒の偏差値55 4科目合計260点
生徒の偏差値50 4科目合計232点
という結果です。ではここで簡単な引き算をしましょう。
偏差値60→偏差値55 4科目29点
偏差値50→偏差値55 4科目28点
偏差値5を上げるのに、29点が必要という事ですね。
ということは、偏差値1上げるのに、29÷5=約6点が必要!
ちょっと待ってください! これは4科目の話!
つまり、1科目にすると。偏差値1上げるのに・・・
6÷4=1.5 約2点!
そうなんです。1科目2点取ればよいのです。いや2点落とさなければ良いのです。
『計算ミスをした!』(約5点くらい?) 『漢字で間違えた!』(約2点くらい?) 『記号で書かないで番号で書いてしまった!』(約2点くらい) 等々を防ぐと、偏差値は上がりますね。計算ミス1個で偏差値が約2変わってしまうのですよ。
難しい問題に目が行きがちですが、出来る問題の見直しをして、確実に点数を取ることが大切なのですね!
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~中学受験専門教育プランナー~
秋山 和典
大手中学受験塾で算数を中心に20年以上勤務。
教室責任者も兼任した経験あり。
最新の中学受験情報の傾向をキャッチアップし、
トライでは中学受験専門の教育プランナーとして活躍。