教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



いつもお世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。

まもなく新年度となりますが、今回のテーマは茨城県内の今年度の大学入試に関する内容となります。

 

県内の国立2大学、茨城大学筑波大学は、ともに前期試験が2/25,26、後期試験が3/12に行われ、

合格発表まで終了しています。

ただ、筑波大学はまだ今年度の倍率などが発表されていないので、ここでは茨城大学についてのみ掲載いたします。

 

さっそく今年度の入試状況を概観していきましょう。

(なお、倍率については「志願倍率…志願者数÷合格者数」ではなく「受験倍率…受験者数÷合格者数」を記載しています)

 

 

【茨城大学】

・前期試験

茨城大学の前期試験では、全学部合わせて3,012名が受験し、

合格者数は1,147名となりました(単純受験倍率は3.1倍)。

学部ごとの倍率としては、募集人員のわずかな農学部の倍率が4.6倍と高いものになりました。

学科(コース・専修)ごとにばらつきはあるものの、次いで教育学部にも3.9倍と受験生が多く集まりました。

募集人員最多の工学部も人気の学部で、受験者は1,057名と最多、倍率は3.0倍となりました。

人文学部、理学部は2.5倍に落ち着きました。

 

また前年度からの受験者数の変移を見てみると、学部・学科ごとで増減がまちまちですが、

全体としてはやや増加傾向となりました。特に工学部の志願者が前年度比1.4倍と、高い数値になっています。

茨城大学はセンター試験の比率も低くない学校ではありますが、センター試験の難化、結果の不振を受けて

地方国立大学へと流れる層が一定数いたと予想されるでしょう。

 

・後期試験

一方後期試験では、全学部合わせて1,764名の受験となり、このうち509名が合格となりました

倍率は4.9倍と、後期試験特有の狭き門となりました。(なお志願者数は3,452名、志願倍率は9.6倍です)

 

学部としては前期試験に引き続き、農学部が6.6倍と最高倍率、次いで工学部がこれも高倍率の6.2倍となりました。

後期試験でも比較的大人数の募集がある人文学部、教育学部はそれぞれ4.0倍、4.6倍となっています。

理学部も4.3倍と類似した数値となりました。

前年度と比較すると、工学部の志願者数が前期と同様増加した一方で、他の学部はいずれも減少傾向となりました。

本大学の工学部人気が反映されたと言えるでしょう。

このページのトップに戻る

茨城県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら