2011年6月6日
神奈川県 中学受験の話(国立中について①)東京学芸大学付属世田谷中学校
こんにちは。トライ神奈川校です。
先月は神奈川県の公立高校入試についてご案内してまいりました。
今月は神奈川県内の中学受験の動きを、国立中・公立中高一貫・私立中に分けて書いていきたいと思います。
各中学校の大きな動きやトピックス、受験傾向。トライでサポートさせていただいているお子さんの動きから感じる
中学受験の環境の変化などを書いていければと思います。
神奈川県内に住んでいて国立中学校を受験する場合、通学時間を考慮すると受験できる学校は多くはありません。
横浜国立大学教育人間科学部付属横浜中学校・横浜国立大学教育人間科学部付属鎌倉中学校
は有名ですね。
また、筑波大学付属駒場中学校は毎年志望されるお子さんも多いです。
実は、東京学芸大学付属世田谷中学校も一部の市にお住まいの方は受験できるのです。
(意外とチェックしている親御さんが少ないようにも感じます)
その市とは…大和市・川崎市・横浜市の3市です。
東急田園都市線を利用するお子さんにとっては、横浜国立大学教育人間科学部付属横浜中学校に通うよりも便利で近いのです。
学校の特色としては、英語の授業の進め方があげられます。
従来の英語科の内容に加えて、プレゼンテーションの効果的な方法の学習や、外国人講師へのインタビュー活動、
易しい英語読み物の多読指導を行うなど、学習内容や指導形態を工夫することにより生徒の学習意欲を高め、
翌年以降の学習効果をあげようという中学1年時の取り組みがとてもユニークです。
また難関高校への進学率を考えると大変魅力的な学校であることは間違いないでしょう。
横浜国大付属の中学は遠いし、私立の中学には通わせられない、でも中学受験はさせたい…
とお考えの親御さんがいましたら、ぜひ相談ください!
昨年度の結果をみると、偏差値があがり、私立の青山学院などにならぶ偏差値が首都圏模試でもついています。
決して簡単に入れる学校ではありませんが、私立中学同様に出題傾向にこの学校「らしさ」があります。
学校の特色から考えても、語学力、特に国語の読解や記述に自信のある子にはチャンスのある学校ではないかと考えています。
…さて、今日はここまでです。
次回は横浜国立大学教育人間学部付属横浜中学の話題をピックアップします。お楽しみに。