2011年6月21日
神奈川県 中学受験の話(私立中について①)浅野中学・高等学校
こんにちは。トライ神奈川校です。
今月は中学受験について書いてまいりましたが、今回は私立中学・神奈川男子校御三家の1つ
浅野中学・高等学校について取り上げます。
トライ神奈川校の過去5年間の私立中学受験の合格実績校を挙げると、浅野中学はおそらく上位に位置すると思います。
学校の校風や学校の教育方針、雰囲気など、どれをとっても毎年人気があります。
また昨年は、本命として浅野に特化してチャレンジした人の他に、
2月3日が試験日でしたので、2月1日・2日に受けた学校の滑り止めとして浅野を選んだ人や、
サレジオや逗子開成などに合格した上で、挑戦校として受験をした人など、ケースは様々でした。
偏差値は、昨年度の首都圏模試で68をランクしています。
学校の教育方針はとても有名で、
「各駅停車」「文武両道」の2つに加えて、どんな困難にもめげずに立ち向かっていく「強さ」と、
人とのかかわり方をよく知っている「優しさ」を兼ね備えてほしいということが書かれています。
学校長の言葉では、
本校は全員が大学進学をめざす進学校です。しかし、ただ大学に入ればいいというのではなく、将来何をやりたいのか、
そのためにはどういう学部を選び、どの大学に行くのかという目的意識を明らかにした大学受験をしてほしい。
そのためには、中学・高校という12歳から18歳までの多感な青春の6年間を、ただ<勉強>だけに終始するのではなく、
部活動や学校行事にも積極的に参画して、その中で<自分>を見つけだしてほしい。
と書かれていて、丁寧に子供たちを見守る学校の思いがとても伝わってきます。
部活動では、運動部はもちろんのこと、文化部では鉄道研究部が熱いようです。
部員はなんと30人以上。鉄道が好きな子は、部活動を楽しみに受験勉強に励んでいる様子も耳にします。
さて、この学校の受験フォローですが、トライでは塾併用の子の苦手科目克服・過去問題対策で依頼を受けるケースが多いです。
科目では、算数か国語でのご相談が大きな割合を占めます。
入試では、算数も国語も、基礎的な要素を踏まえた応用との融合問題が多く、「浅野らしい」素直で丁寧に作られた問題の出題が多いです。難問というよりは基礎の積み重ねの問題なので、ケアレスミスが仇になります。
浅野受験でのご相談があれば、夏休みを迎える前に早めにご連絡下さい。
次回は、引き続き神奈川県内の私立学校から、動きの大きい学校を紹介していきます。