教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。

先日は志望校選びのポイントについて説明しました。

本日は中学受験における動向・形式・流れについて説明します。

 

【動向】

近年の中学受験は大幅に変化しています。

特徴として1つ目は、大学附属の中高一貫校の人気が上がっていることです。

慶應普通部日大藤沢中学校は大学附属として有名な学校ですが、

他にも、横浜山手女子学園中学校が2010年度より中央大学附属学校となりました。

通常の中高一貫校の学校よりも、大学までの進学を保障されている附属校の人気は今後も高まっていくでしょう。

また、附属校でなくても、大学受験に力を入れている桐蔭学園、フェリス、湘南白百合なども、

大学進学へのパイプが強いと認識されており人気校です。

どちらも大学進学が確実なものになる学校が人気になりつつあるのが、現在の中学受験の動向です。

志望校に選んでいる方は、よりしっかりとした対策を練る必要があります。

 

2つ目公立中高一貫校の人気が上がっていることです。

神奈川では県立平塚中等教育学校県立相模原中等教育学校が公立中高一貫校として上げられます。

どちらの学校理念も、「個性や創造性の伸長」、「よりよい社会の構築に貢献する意欲・資質・能力の育成」、

「豊かな人間性とリーダーシップの育成」とし、2学期制を基本としています。

<選考方法>

・適性検査(選考配分6割)、グループ活動(2割)、作文(1割) :各45分

・調査書(1割)

適性検査では、「表現コミュニケーション力」「科学・論理的思考力」「社会生活実践力」の3点をみます。

グループ活動では「集団の中での人間関係構築力」を、

作文では「中等教育学校で学ぼうとする意欲や目的意識」をみます。

  

倍率は平均で、平塚が6倍、相模原が17倍と、狭き門です。

公立中高一貫の対策は、私立中受験対策とは異なりますので、志望されている方は過去問などで対策を練っておきましょう。

 

【受験形式】

中学受験は基本的に2科目受験(国・算)か4科目受験(国・算・理・社)です。

しかし、最近では2科目受験を廃止している学校が多く、4科目受験のみでしか受けられない学校が増加しています。

どの学校も総合的な学力を求めており、今後もこの傾向は強くなります。

そのため、2科目受験だと志望出来る学校がかなり絞られてしまいます。

これから中学受験を考えている方は、4科目受験を視野にいれて勉強すると志望校選びの時に選択肢が広がります。

 

【流れ】

現在トライで受験に向けて勉強している生徒さんを例に説明します。

この時期は、受験生は夏休み中までに一通りの勉強を終え、首都圏模試を受験し、

自分がある程度どのレベルに達しているかを確認できる時期です。

また、学校側も文化祭や説明会を開催している時期ですので、多くの受験生はこの秋に志望校を確定します

ここから志望校の過去問対策に入り、傾向と対策を立て、志望校に合格するために必要な知識の精査をしていきます。

合格に向けて指導時間をさらに増やしたり、学習時間を増やす生徒さんも多く、みなさんラストスパートに入っています。

中学受験は早いところでは1月後半からスタートし、多くの学校は2月1日から始まります。

つまり、入試まであと3か月しかありません!

本番までに自分のモチベーションを下げないように、志望校目指して頑張りましょう!!

  

次回は中学受験の偏差値一覧についてご紹介します。

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