教育プランナーブログ

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こんにちは。トライ神奈川校です。

今月は中学受験をテーマにブログを書いていますが、今回はずばり受験対策法です。

過去のブログ記事の文章も紹介しながら、10月以降の中学受験対策法についてご紹介します。

 

【3か月のリズム】

4/30のブログで紹介しました、受験勉強には3か月のリズムがあります。

 

 4.5.6月  :受験に必要な基礎学力の吸収(志望校レベルに合わせた問題集提案と進捗目標設定)

 7.8.9月  :4.5.6月の基礎学力の一歩先を行く応用問題へのアプローチと定着のための復習時間

10.11.12月志望校別の過去問題対策・過去問題をもとに優先順位をつけた学習スタイルへ

   1月   受験スタート・徹底的な過去問題集中授業

 

10月は志望校を絞り込み、今まで学習した内容から優先順位を決める時期に入ります。

優先順位の高いものを、徹底的に出来るまで繰り返す作業を、如何に楽しく定着させるかが勝負です!

 

たとえば…

慶應に絶対に入りたいと思っている男の子がいたとします。その子の苦手科目は国語。

中等部と普通部のどちらでもよいので慶應に行きたいという相談があった場合は、

こんな対策を提案することになります。

 

中等部の国語は読解問題はもちろんですが、

語句の言い回しで正しいものを選択したり、必ずといってよいほど文学史の問題が出ているのが最近の傾向です。

しかも、慶應の創設者福沢諭吉の活躍した明治時代から昭和の初期の作品名を選ばせる問題が多いです。

そのため、語句の意味、四字熟語、ことわざ、慣用句に加えて、文学史は外せないチェック項目になります。

一方で普通部は、明治時代から昭和の初期の文学史は出ていません。四字熟語は出題がありますが、

得点のポイントとしては、10字から20字の文章の書き抜き問題が確実にできるかどうか、

漢字の書きとりが完璧にできるかの方が重要になります。

 

この傾向を受けて…

読解問題が苦手な子には、中等部の傾向に合わせて知識をより多く吸収してもらうようなアドバイスを優先します。

一方、なかなか知識が吸収できないが読解や記述に抵抗感の少ない子には普通部の対策をアドバイスします。

 

このようにその子の適性と過去問題の傾向によって、合格のために必要な学習の優先順位は変わってくるのです。

この見極めを的確におこない、ゴールまで走れる子が合格に近付いていくのです。

トライは完全1:1指導だからこそ、そこにこだわって計画を立てることができます。

 

『初めて過去問題を解いてみたけれど30点も取れなかった』と解答用紙をみて落ち込んでいるお子様はいませんか?

ぜひトライに相談してみてください。

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