2012年10月2日
神奈川県 定期テスト対策のポイント
こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。
今回は秋の定期テスト対策についてお話します。
【テストの位置づけ】
<中学1年生>
中学1年生は定期テストを点数をとるための訓練だと考えるとよいでしょう。
神奈川県では中1の内申点は高校進学には関わらないので、極論を言えば、「失敗ができる」
というが特徴です。神奈川県の高校入試制度では中学2年生から内申点が評価されるので、
中1のうちは、中2になった時に目標点がとれるようにするための準備だと考えられます。
中1ではテスト慣れしていない子ばかりですので、失敗をしてもいいので、
どうしたら目標点がとれるようになるのかを考えながらテスト対策をしましょう。
学年末テストが2月-3月頃にあるので、そこで目標点がとれるようになるとベストです。
ただし、中1の内容は、これから中学高校の勉強を進める中で基本中の基本を勉強する時期
でもあります。よって、この時期の学習内容で「抜け」があると、後の学年になったときに
躓くことになるので、テストの後に「できなかった問題」は必ず復習するようにしましょう。
<中学2年生>
神奈川県において内申点はとても大きな意味を持っています。
公立にせよ私立にせよ内申点の比重に重きを置いている学校は、入試制度が変わった今でも
未だに多く、内申点がどれだけあるかで志望校を決めると言っても過言ではありません。
定期テストは2年生にとってこれからの内申を決める大切なテストです。
志望校にいくための内申点の目安はどうか。必要な内申点に対して2年生のときにどれだけの
成績を取っておく必要があるのか。目標の内申点をとるにはテストで何点を取る必要があるのか。
このように、目標から逆算して目標を決められると勉強の方向性が見えてきます。
目標があいまいな方は、暫定の目標で良いので目安をつくってみるとよいでしょう。
(※各高校の内申点の目安がわからない場合はトライにご相談ください)
内申点はテストの点数と連動しています。
目安としては以下の通りです。
成績「1」=テスト0-20点
成績「2」=テスト20-40点
成績「3」=テスト40点-60点
成績「4」=テスト60-80点
成績「5」=テスト80-100点
※提出物が出せていない場合は、成績が1つダウン
※授業態度が悪い場合は、成績が1つダウン
<中学3年生>
中学3年生にとって秋の定期テストは受験そのものだと考えて下さい。
学校によって採用している学期制が違うので、いつまでの定期テストが内申に関わるかは
学校によります。しかし、たいてい2期制の中学校は後期中間まで、3学期制の中学校は
2学期期末テストまでが内申に関わるようです。2学期制の学校は10月の秋休み前に、
3学期制の学校は7月の夏休み前に通信簿がでていると思いますが、この成績はあくまで
暫定的なもので、のこりの定期テストで変動する可能性があるので気を抜かずに頑張りましょう。
ほとんどの公立高校は内申点を重要視しています。また私立高校も内申点に基準値を設け、
その値をクリアしているかどうかで合否を決めている学校が多いです。
内申点が確定するまでは内申対策をしっかりとし、内申に関わるテストが終わり次第
受験対策に切替えましょう。
ただし、レベルの高い学校を目指している場合は、すでに受験対策を始めた方が良い時期です。
自分が今、何をしたらよいか迷っている場合はぜひトライへご相談ください。
【定期テスト対策の計画】
<60点(平均点)目標>
学校の授業内容をしっかり理解できていれば平均点はとれるでしょう。学校の授業中に
先生が「大事だぞ」とか「テスト出すぞ」と言ったところはしっかりチェックしておきましょう。
ノートをしっかり取っておくことも重要です。基本的な事項が本当に理解できているか
(「理解」とは「人に説明ができるレベル」のことを指します)、きちんと演習できているかが
ポイントとなります。もし、いままでのテストで平均点がとれていないならば
①曖昧な理解になっていないか
②定着するまで演習を徹底できているか
をチェックしてみましょう。
<80点以上目標>
8割の点数を超えるには学校の授業内容だけでは足りません。
基本的な問題を解くだけでは平均点程度で点数がストップするのがむしろ自然です。
8割以上をとるには、応用問題(発展問題)を解けるようにしておくことがポイントです。
学校の教科書にのっている応用問題や、教科書にのっていないような問題を、
問題集などを利用して対策しておくとよいでしょう。むずかしい問題ほど避けがちになってしまうとは
思いますが、ここを避けずに対策出来た人が高得点をとれるのです。
いままのテストで平均点程度でストップしていた人は
①応用問題から逃げていなかったか
②基本的な問題にケアレスミスはなかったか
をチェックしてみましょう。
【最後に】
定期テストがどれだけ大事かわかっていただけたでしょうか。
もし定期テスト対策で不安を抱えているようでしたら、トライのプランナーがアドバイスいたします。
ぜひトライまでご相談下さい。