2012年10月10日
神奈川県 苦手科目克服(小学生:国語)
こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。
今日は小学校3年生の国語をテーマに苦手科目克服の方法を1つ紹介します。
小学校3年生という学年は非常に大事な学年です。
2年生までは学習習慣がなくても、学習内容が難しくなく苦手科目が出来にくいのに対し
3年生は学習すべき量が一気に増える学年で、徐々に勉強の好き嫌い・得意苦手が出てくるときです。
たとえば、こんなことは御存じでしょうか?
■質問
小学生の国語の漢字配当表で漢字の数が多いのは何年生でしょうか?
■答え
3年生・4年生が一番多く、200文字です。
6年生が一番多いと思っていた方もいらっしゃると思いますが、
6年生は181文字と4年生よりも少ないのです。
2年生では160文字だったので、1年で40文字も覚える漢字が増えます。
しかもその漢字を熟語や訓読みでも確認しておくと考えるととても大変なのです。
漢字がなかなか覚えられない・暗記が苦手な子に、
「書けばおぼえる」「たくさん書いて覚えなさい」
とアドバイスしている親御さんいませんか?
人の記憶には長期記憶と短期記憶がありますが、覚えた漢字の知識をいったん短期記憶として記憶し、
それを忘れないために長期記憶にするためには海馬から脳内神経LTPを発生させる必要があるのです。
脳内神経LTPを発生するための条件は3つあります。
①反復刺激を与える
・授業後の1時間以内に確認で漢字が書けるのかチェックする
・寝る前にもチェックする
・3日以内にさらにチェックする
など数を1度に沢山書く作業よりも、何回も繰り返し確認するのが大事なのです。
②興味を引き出す
好奇心が出るような漢字練習、一緒に書き順を確認する、
音読する、ノートをきれいにまとめるなども大事な要素です。
③深い理解を得る
たとえばさんずいは水に関する字を集めていることを知っている子と知らない子では
短期記憶が長期記憶になる割合が変わってきます。
漢字を教わった時のしっかりした字の成り立ちや知識が、記憶を長く維持させるコツなのです。
お子さまの性格に合わせて、
上の3つの条件を満たす暗記の仕方を具体的に提案するのがトライの暗記克服の方法になります。
国語はすべての科目の理解を助ける大事な科目です。
言葉の暗記や国語が苦手がお子さんでお悩みの方はぜひトライにご相談ください!