2013年10月18日
神奈川県 中学入試の傾向と対策 ~算数編~
こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。
中学入試の傾向と対策シリーズ。今回は算数編です。
今回も神奈川県からの受験者が多い3校についてお話します。
① 慶応中等部
試験得点・時間→100点・45分
大問数→9問
傾向→
難問は少ないですが、試験時間45分のためスピードと正確さが要求されます。
時間計算、割合計算、場合の数は頻出です。
図形では、点や図形の移動にともなう面積の変化を求めたり、グラフを読み取る問題が出ています。
正確さとスピードを要求される試験が特徴です。
日頃から、時間内に多くの問題を解く練習と、計算ミスを無くすことを心がけましょう。
また頻出分野を徹底的に勉強しておきましょう。
② 横浜雙葉中学校
試験得点・時間→100点・50分
大問数→3問
傾向→
難易度の高い問題が多数出ます。
1題目は計算と一行問題の集合題が8問程度出ます。
2,3題目は2~5問程度の小設問がある応用問題です。
図形、数の性質、規則性などの分野は頻出です。途中式、作図も求められます。
日頃から応用問題に慣れ、ただ答えを求めるだけでなく、その過程を重視することを心がけましょう。
③ 桐蔭学園中学校
試験得点・時間→200点・60分
大問数→7~8問
傾向→
問題量が多く、基本から応用まで問われます。
数の性質は、約数・倍数、場合の数、組み合わせ、約束記号、N進法が頻出分野です。
図形は、求積問題が中心です。
その他、展開図・見取り図を絡ませた問題、図形の移動による面積・体積の変化を問う問題、
グラフを利用した問題も出ています。
問題数、出題範囲が広いことが特徴です。
苦手な分野をつくらないように、全ての分野をまんべんなく勉強しておきましょう。
中学入試まであと100日と少し。
志望校に合わせた勉強を徹底させ、志望校合格を目指しましょう。