教育プランナーブログ

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さて、今回は宮崎県高校入試シリーズ国語の長文総合についてお話します。

 

国語の長文は論理的文章文学的文章の2つに大別されます。

 

〇論理的文章

まず前提として、論理的文章は作者の意見を読み取るものです。極端に言えば、

作者が一般論とは著しくかけ離れた意見を持っていたとしても、それが問題文中に書いていれば、

解答の中ではそれが正解となるのです。作者の意見を上手く読み取れないと、

ついつい自分の価値観に当てはめて解答してしまい、正誤問題での失点に繋がってしまいます。

どんな文章でもそうですが、解答の根拠は全て文中にあります。

逆説の接続詞や指示語に十分注意して、作者が言いたいことは何かを掴むようにしましょう。

 

〇文学的文章

文学的文章において、主に問われてくるのは登場人物の心情の変化です。

心情の変化と一口に言っても、それが言動に出る場合もありますし、背景の描写で暗示

される場合もあります。しかし、どの場合でも言える共通の注意事項として、

登場人物に感情移入しすぎないことが挙げられます。物語に入り込み過ぎないとも

言い換えられます。私ならこう思うだとか、僕ならああするだとか、余計な考えが生まれて

文章の間違った解釈に繋がってしまいます。

物語形式の文章ほど、客観的に読み進める必要があります。

読書が好きな人ほど陥りやすいミスなので、気を付けましょう。

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