2012年9月21日
宮崎県 高校入試 社会シリーズ(第3回)~歴史編~
今回は、宮崎県高校入試シリーズ社会の歴史分野についてお話します。
歴史の勉強と言われると、年号の語呂合わせを連想する人は多いのではないでしょうか?
「イイクニつくろう鎌倉幕府(1192年鎌倉幕府創設)」などは有名ですね。
時代整序問題では必須の知識だと思っている方もいるでしょう。
ただ、歴史の問題は、日本の出来事のみならず、
それと同年代の世界の出来事にも目を向けたものが多いです。
人類の歴史はざっと2000年ほどあり、この幅広い時間の中で、出来事の年号を
網羅することは大変骨が折れる作業です。
ですから、時代整序で大切なのは出来事を流れで覚えてしまうことです。
例えば鎌倉幕府の場合だと
〇壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした源頼朝は、征夷大将軍に任命されて鎌倉幕府を開く。
〇承久の乱や元寇を振り払い勢力を増していくが、遂に滅ぼされ室町幕府が始まる。
こういう風にまとめると、出来事同士の因果関係も押さえることが出来て、
グッと覚えやすくなります。もちろん各単語の知識を押さえることが大前提ですが、
時代整序問題で得点が伸びない時は、流れで覚える学習法を試してみてはどうでしょうか。