教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

東京都立高校の共通問題の英語は、以下の構成になっています。

配点ではリスニングが20点残りは長文の問題です。

大問1:リスニング  配点 20点 

大問2:「会話文」読解+英作文  配点 24点(会話文12点)  

大問3:「会話文」読解  配点 28点

大問4:「物語文など」読解+英作文 28点

 

今回は、大問2と大問3「会話文」についてみていきます。

大問4「物語文など」については次回のテーマ「英作文」の際にみていきます。

 

 

平成23年度はどうだった?

大問2 対話文 大問平均正答率60.1%

 1 空所補充  記号選択  配点4点/正答率70.5%!

 2 空所補充  記号選択  配点4点/正答率46.6%!

 3(1) 内容一致  記号選択  配点4点/正答率59.4%

   (2)条件英作文 (三つの英文で書きあらわす)  配点12点/正答率63.9%(部分正答含)

大問3 会話文 大問平均正答率58.8%

 問1 英文解釈 thatの指す内容 記号選択  配点4点/正答率55.6%

 問2 英文解釈 単語記述  配点4点/正答率64.6%!

 問3 英文解釈 書き換え 記号選択  配点4点/正答率50.6%

 問4 英文解釈 単語記述  配点4点/正答率52.8%

 問5 英文解釈 記号選択  配点4点/正答率45.7%

 問6 英文解釈 soの指す内容  配点4点/正答率78.2%!

 問7 英文解釈 内容一致穴埋め  配点4点/正答率63.7%!

 

【出題パターン】

<選択問題>

1.空所補充(大問2)  

 平成23年度は色の組み合わせ、時間の計算を与えられた表、メモ、文章から読み取れば正解できる問題でした。

 短い内容なので、きちんと日本語訳を書き込んでいけば得点可能です。

2.下線部の内容を問う問題  

 下線部の前後をよく読めば解ける問題。ていねいに和訳をしながら会話の流れを捉える。下線部の訳は必須。

3.話の内容を問う問題  

  話の要約が英語で書かれていて、2問穴埋めの形式。話の流れを理解しておく必要がある。

  また、2問のうち1問は対話の中に答えが載っていることが多いので、消去法で解く手もある。

4.下線部における発言者の気持ち(思い)、様子、発言の理由を問う問題

  文脈の前後から判断できるが、発言者の立場になって考える力も要求される。

  また、下線部の訳は出来るようにしたいところ。

 

<記述問題>
単語を書かせる問題(動詞、名詞が多い)が例年出題される。
下線部の内容を言い換える問題がほとんど。

直前の文章に書かれているものから答えを導ける問題、話の流れから推測しないと解けない問題、

文法知識が問われる問題などがパターン。

平成23年度のミス解答としては

大問3の問2で interested →誤 intersting、 問4で messages →誤 message(単数形)

などがあげられます。

内容は読み取りやすく、解答の検討もつけやすいのですが、知識が曖昧だと不正解になります

ミスというよりは知識不足ですから、同じ間違いを繰り返すことが多いでしょう。

 

動詞の活用は古文の用言活用と同じくらい徹底的にマスターすること。

また品詞の使い分け、名詞の単数形、複数形の使い分けは、もう一度きちんと勉強し直しておくとよいでしょう。

 

 

 ~ 家庭教師の先生より ~

英語の勉強をするときのポイントのいくつかをご紹介します。

1.英語の教科書(対話文)を訳す時のポイント。

  代名詞(this、that、they、he、sheなど)が具体的に何(誰)を指しているのかを考え、毎回置き換えて訳す。

  → 発言者、発言内容、話の流れが分かりやすくなります。

  長い文章を訳すときは、接続詞(and、when、soなど)の前で/(スラッシュ)を入れてみる。

  and + 動詞の形であれば、主語を補ってみる。

  → 視覚的に見やすくすることで、訳しやすくなります。

2.ノート作りのポイント

  ① ノートの左半分に、2行空きで英文を書く。

  ② そのすぐ下の1行に訳文を書く。

  ③ 2行目は、調べたものを記入したり、間違えた箇所を直すために空けておく。

  ④ 意味を調べたものは2行目にも意味を書いておく。

  ⑤ 訳がおかしい、間違いの場合は正しい和訳を3行目に書く。

 

ノートの右側は、板書用、授業メモ用。大事なポイント、間違えやすいポイントなどをメモするページ。

和訳の復習をするときは、教科書などを、ノートの上に重ね、和訳を隠して口頭で和訳し、ずらして3行目の訳を参照。

英文の練習をするときは、同じく教科書などを重ね、3行目の和訳文をみて紙に英文を実際に書いて、1行目を参照。

 

一つの例です。書きっぱなしのノートではなく、復習で使えるノートをつくると効果的です。

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