教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2012年10月

こんにちは。

家庭教師のトライ 東京本部です。

さわやかな秋晴れのなかに、寒さを感じる時期になってきました。

少し前まで、「あと半年ある」と思っていた受験も、あと4カ月という状況になってきました。

ここだ、と決めた志望校に向けて対策を行っている人もいれば、

進路について再度考え直している人もいるのではないでしょうか。

今回のブログテーマは、「東京都 中学入試 平成25年度の動向」です。

 

まず、昨年度の中学入試を振り返ってみましょう。

受験者数については、昨年は不況にもかかわらず、受験者数はほぼ横ばいでした。

また、人気校への集中化が顕著になりました。

 

東京都の人気トップ3は以下の通りです。

 

<男子校>

・東京都市大付属

・早稲田

・城北

<女子校>

・豊島岡女子学園

・大妻中野

・共立女子

<共学校>

・国学院大久我山

・渋谷教育学園渋谷

・東京都市大等々力

 

また、人気のある学校の特徴としては、

開成駒場東邦など、「勉強をしっかりとさせてくれる学校」のイメージがあります。

大学合格実績のある学校も受験者が増加しています。

城北巣鴨光塩女子学院といった学校が挙げられます。

これは、中学受験がゴールではないという考えの表れともとれます。

 

入試日程については、午後入試の応募者が増加しています。

チャレンジのためであったり、押さえの為であったり内容は様々ですが、

学校側が午後入試の回数を増やしていることも、増加の要因と考えられます。

 

では、実際の学習で注意すべき点や、

今年の出題傾向はどのようになっているのでしょうか。

 

まず、国語と算数の2科の力をつけることが必要です。

4科の力をつけることで、入試のチャンスや選べる学校は増えますが、

基本的にはこの2科を押さえて自信を持てるようにしましょう。

そろそろ2科受験で行うか、4科受験で行うかの選択も迫られます。

模試の結果や、これまでの成果を考慮し、受験スタイルの選択をしていきましょう。

 

また、記述式の問題や、思考力問題への対策を進めていきましょう。

記述問題の分量は増加しています。さらに、勉強してきたものを発揮するというよりも、

その場で問題と向き合って自分の考えを述べる、というものが多くなっています。

 

内容に関しては、時事的なことがらや、身近なものを扱っているものが目立ちます。

テキストに向き合うだけではなく、日々のニュースや体験等を大切にしていきましょう。

日々、「これについてどう思う?」など、親子の話題にあげ、

話をしながら考える習慣をつけていくといいでしょう。

 

そして、最後に。これから諦めないことです。

これまで一生懸命勉強を続けてきたのですから、自信をもって、

目標に向けてラストスパートをかけていきましょう。

ただ、そのラストスパートが雑にならないよう、一つ一つの問題や選択と向き合うことを

忘れないようにしてください。

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こんにちは。トライ東京校本部の「トライさん」です。

今回のブログテーマは「がんばっているのに伸びないのはなぜ?」です。

 

「毎日勉強しているのに身につかないのはなぜ?」

「評判のいいテキストを使っているのに、テストで点数が取れないのはなぜ?」

「授業のノートを一生懸命取っているのに、家に帰ったらわからなくなっているのはなぜ?」

などなど・・・

この時期多くのご家庭様から相談いただいていることについて、

「トライさん」からのアドバイスをご紹介いたします!

 

【なぜ「がんばっているのに伸びない」のか?】

そもそも、いま必要な勉強の量・質・方法は、生徒一人一人の状況や性格によって異なります。

まず自分の状況・性格・癖・習慣などをしっかり知ることからスタートしていくべきです。

 

まず、「どうなりたいのか」という大目標を、具体的かつ数字で表せるように定めてみましょう。

例えば、「次のテストは前より頑張る」という曖昧なもの(=達成できたかどうかはっきりしないもの)

ではなく、「数学のテストで80点を取る」といった具合です。

この大目標を曖昧にしてしまうと、自分の勉強の成果をはかる尺度がないために、

「こんなにがんばっているのに・・・」と落胆してしまうことにつながります。

 

次に、大目標を「分解」して明確にしていきます。

例えば先程の例でいうと、「数学のテストで80点を取る」という目標は、言いかえれば

「20点は落としても仕方ない」ということになります。したがって、

正答率の低い応用問題に勉強時間をかけるより、落としてはいけない計算分野や典型例題を

繰り返し反復する勉強方法が効果的、という結論になります。

 

そして、定めた大目標を実現するために、

「何を」「いつ」「どのくらい」「どんな方法で」勉強するのかを、日々の学習へ落とし込んでいきます。

このとき特に注意すべきは、「どんな方法で」という項目の定め方です。

勉強のやり方には、人それぞれに向き不向きがあります。

例えば歴史の用語をとにかく書いて覚えることが得意な子もいれば、

図に書いてまとめると頭に入りやすい子もいます。

ノートを使って勉強するのが向いている子もいれば、

教科書に必要な情報を書き込んで読み込む勉強が向いている子もいます。

大切なのは、「自分に合った勉強方法は何か」ということを、常に追及していく事です。

一つのやり方に固執してしまうことで、

「勉強しているのに成績が上がらない!」

という不幸な状況に陥ってしまいがちです。

 

トライでは、お子様に「エニアグラム」という性格別学習診断を行っていただいています。

お子様に向いている勉強のやり方を分析し、目標を達成するための最短距離を、

「トライさん」がプランニングしていきます。

お父様・お母様が実行してきた勉強のやり方が、もしかしたらお子様には向いていないかもしれません。

「がんばっているのに成果がでない・・・」とお悩みの方は、

まず「エニアグラム」でお子様の学習診断を行ってみてはいかがでしょうか?

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こんにちは。トライ東京本部です。

気温が下がり始めました。みなさん体調管理はできていますでしょうか?

 

10月も下旬にさしかかり、年内最後のテストが近づいてきます。

特にこの時期のテストは、受験生の方もそうですが、

内申点や実力テストで結果が決まる大学内部進学を控える生徒さんにとっても非常に重要になります。

内部進学の席を勝ち取る&行きたい学部・専攻に入れるよう、最後の追い込みをかけましょう。

 

今回のブログのテーマは「内部進学対策」です。

 

 

1.東京都の内部進学のある高校

東京都には有名私立大の付属校があります。具体的な高校と付属先大学を以下に挙げます。

 

  【高校名】         【大学名】

早稲田学院・早稲田  ⇒  早稲田

慶応志木・慶応女子  ⇒  慶応

青山学院高等部    ⇒  青山学院

学習院高等部     ⇒  学習院

立教・立教女学院   ⇒  立教

中央大付属      ⇒  中央

明大明治・明大中野

明大中野八王子    ⇒  明治

など

 

上記のうち、卒業生全員が併設校へ進学できる高校(早稲田学院・慶応志木など)もあれば、

内申点・実力テストが一定以上の生徒が併設校へ推薦される高校(学習院、青山学院など)

もあります。

 

 

2.内部進学対策

11月・12月に年内最後のテストが多くの高校で実施されます。

学校によって選定基準は異なりますが、大切なのは現状どのくらいの内申点をもっているか

ということと、学力テストが実施される場合、希望する大学・学部へ行くには何点取らなければ

ならないか、目標を明確にすることです。

例えば、高1・高2の内申点が思ったよりも少ない場合は、テストで平均8割をとらなければならない

状況にあるかもしれません。

目標点数を定め、その点数をとるために必要な勉強量と時間数を割りだし、

それを一日一日の勉強に落とし込んで、計画的に勉強していきましょう。

目標を定めず勉強してしまうと、モチベーションの維持が難しくなります。

1日にやる量を確定させましょう。

 

トライの家庭教師の先生は、日割りで宿題を出していくので、最後のテストの日程までの期間、

生徒と相談しつつ効率的に計画立てができます。

大学で自分のやりたい夢を実現するために、最後の追い込みをがんばっていきましょう!

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2012年10月19日

東京都 高校入試制度

こんにちは。家庭教師のトライ東京校です。

今回のテーマは前回に引き続き、受験生必見!

「東京都公立高校入試制度」についてです。

5月にも公立高校入試制度に触れましたが、10月になり日程や入試選抜内容が確定しました。

そのため改めて新入試制度についてまとめたいと思います。

 

■平成25年度公立高校入試の日程は以下の通りです。

【推薦入試】
願書受付日:平成25年1月24日
実施日:平成25年1月27日~28日
合格発表日:平成25年2月1日

 

【学力検査(第一次募集及び分割前期募集)】
願書受付日:平成25年2月7日・8日
実施日:平成25年2月23日
合格発表日:平成25年2月28日

 

 

■選抜内容は以下の通りです。

【内申書】

内申点は中3の成績のみが対象

学力検査に基づく選抜の場合

9教科の成績を5段階で評価し、学力検査がない実技教科に重みをつける。

学力検査を5教科行う場合の内申点は、

「5教科×5段階」+「実技4教科×5段階×1.3倍」の51点満点となる。

これがいわゆる「換算内申」と呼ばれるもの。

推薦に基づく選抜の場合は、

「観点別学習状況の評価」か「評定」のどちらかを点数化したものが用いられる。

 

【推薦入試】

おもに都立高校全日制課程で実施。対象となるのは、

平成24年12月31日現在、都内在住で、都内の中学校に在学していて、

入学後も引き続き都内に在住し、平成25年3月に都内の中学校を卒業する見込みの生徒。

なお、推薦入試は志願する都立高校を第一志望とする生徒を対象に実施。

推薦の種類は、一般推薦文化・スポーツ等特別推薦がある。

一般推薦での合否は、おもに内申書面接をもとに総合的に判定される。

高校によって作文、小論文、実技検査を行う場合は、それらも点数化して総合成績に加えられる。

文化・スポーツ等特別推薦では、実施する高校ごとに厳しい推薦基準がある。

一般推薦枠の内数とした特別枠で行うが、実施しない学校もある。

選考については、調査書および面接の点数によるほか、小論文または作文、

実技検査を実施する学校ではこれらを総合した成績で行う。

 

【学力検査】

学力検査(多くの高校は各教科100点5教科の500点満点、試験時間は各教科50分)と

内申点、高校によっては面接や作文なども実施し、それらの総合成績で合否判定する。

学力検査点と内申点は計1000点満点(総合得点)に換算される。

学力検査点:内申点の比重7:3、6:4、5:5、4:6の中から各高校で決定

国数英を自校作成問題で実施する高校もある。傾斜配点を実施している高校・学科(コース)もある。

 

【学力検査によらない入試】

エンカレッジスクールでは、学力検査を行わず、調査書、面接、小論文または

作文および実技検査の結果を総合した成績で選考を行う。

チャレンジスクールでは、学力検査の実施および調査書の提出は行わず、

自己PRカードに代えて志願申告書、面接および作文により選考を行う。

 

 

※私立高校入試について

10月に入り、東京都生活文化局私学部は、都内私立高校の平成25年度入学者選抜実施要項を

発表しました。生徒を募集する学校数は、全日制課程185校で、前年度比1校増加。

募集人員の合計は、全日制課程37,358人で前年度比162人の増加となっています。

東京都の私立高校の実施要項について、男子校、女子校、男女校別に

次の内容が一覧で発表になっています。

・学校名・学科・コース名・募集人員

・願書締切日・選抜日・試験科目等・合格発表日

・入学手続締切日・併願者の特例取扱いについて

詳しい情報は、東京都のホームページから、

「分野からさがす」の「教育」→「私立学校」→「プレス発表資料」→

「2012年10月4日 平成25年度都内私立高等学校入学者選抜実施要項」

でご確認ください。

 

入試まであと4か月を切りました!

残りの日数でやるべきことは、

頻出問題・正答率の高い問題は確実に正答する「得点力」の強化です!

これまでのトライブログで、入試出題傾向をまとめていますので、

ぜひ再チェックして、テクニックや得点力をつけていきましょう。

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こんにちは。トライ東京校本部です。

10月に入り、受験生の方々はさらに追い込みの時期に入っているかと思います。

今回のブログは、「推薦入試対策」がテーマです。

高校受験・大学受験それぞれについて、

推薦入試の制度システムと対策のポイントを確認していきます。

 

一般的に推薦入試は、英語や数学などいわゆる「学力」より、むしろ、

面接や実技、小論文など別の指標を中心に、生徒の選抜を行うシステムです。

一般入試に先だって行われるため、早目に学生を確保したい学校側にも、

早く進学先を決めて安心したい学生側にもメリットがあります。

以下、高校受験と大学受験に分けて説明していきます。

 

 

1.高校受験の推薦入試

都立の推薦入試は来春からガラリと性格を変えます。

今までは調査書(内申点)の点数、要するに学力ベースでほとんど合否が確定していました。

なので「受かればよし、落ちてもしかたない」という気持ちで受験する方も少なくありませんでした。

しかし、平成25年度入試より、調査書の配点割合が50%までに制限されます。

よって面接・集団討論や作文・小論文、実技などの成果が大きな意味をもつようになったのです。

対策は必須です。逆にいえば、対策さえしっかり整え、自分をアピールできれば

推薦合格も夢ではありません。

具体的な方法として、以下を参考にして下さい。

 

【面接対策】

「なぜその高校に入りたいのか」「高校でどんなことをしたいか」「中学時代何を頑張ったか」など、

面接で良く聞かれる質問について深堀りして考えておく必要があります。

 

「雰囲気がいいから」といった表面的な理由では、面接官に自分の印象を強く残すことは

難しいでしょう。だからといって奇抜なことを言う必要もありません。

「なぜ」という自問自答を繰り返し、自分のコアの部分から「本当に高校に行きたい理由」

発することができれば、好印象を与えることができるでしょう。

 

【集団討論対策】

来春のテストより初めて導入される、集団討論。ディベートの様に意見を戦わせることは

ないようですが、与えられたテーマに対して自分の意見を2度述べる必要があります。

(1回目と、他人の意見を聞いた後改めて2回目)

 

討論のテーマはそこまで難しくなく「学校への携帯電話の持ち込みの是非について」といった

身近に感じられるものになっています。

したがって、意見を述べる時のポイント(結論から述べる、客観的な理由で肉付けをする、

譲歩を取り入れながら説得力を増す、など)を押さえたうえで、身近な事に対して

自分の意見を述べる練習をしておくのが良いでしょう。

学校の先生に話を聞いてもらい、チェックしてもらうと良いでしょう。

 

【作文・小論文】

学校によってテーマはさまざまです。昔の偉人たちの言葉を引用しながら、考えを記述させたり、

携帯電話など身近な出来事について意見を書かせたり、エネルギー問題など昨今話題になっている

ことを問うなど、内容は多岐にわたります。

 

日頃の情報収集が命です。ニュースや新聞のコラム欄をチェックし、

そこに書かれている主張と、その主張の理由を読み取っていきましょう。

作文・小論文で求められているのは、奇抜な意見ではなく、「なぜそう考えるのか」という論理性です。

一朝一夕で文章力を高めることは難しいので、自分で意見を実際に書いてみるトレーニングを

積んでおきましょう。

 

 

2.大学入試の推薦入試

大学入試の推薦入試は、指定校推薦、公募推薦などがあります。

高校の推薦入試と同様、学校の調査書(書類審査)に加え、面接や小論文が課されることが多いです。

基本的な対策方法は高校の推薦入試と大きく変わりませんが、以下の点には十分留意してください。

 

【面接対策】

大学によっては、学力テストの代わりとして口頭試問に近い面接を行う大学もあります。

また高校入試よりもより具体的に、「どんな研究がしたいか」といった大学生活への展望を問われます。

その大学で盛んな研究内容や、教授陣をチェックしたうえで、

自分のやりたいことを述べることが出来ればベターです。

 

【小論文】

大学入試レベルの小論文になると、単なる「作文」では評価されません。

目線を「自分」ではなく、「他人」や「社会」に据え置いて、一つの物事をどれだけ多面的に

捉えることが出来るかがポイントです。

小論文で出題されるテーマは、答えが一つに決めづらいことが多いです。したがって、

多種多様な意見がある中で、自分の意見の正当性について論理的に述べる必要があります。

 

興味のある学部に関係する新書を読んだり、新聞の社説を参考にしながら、

自分の意見を養っていきましょう。

また学校の先生に依頼し、添削してもらうことが必須です。

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2012年10月10日

東京都 読書の秋

こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

最近涼しくなり、夏から秋への移り変わりを感じる季節になりました。

秋と言えば、実りの秋、食欲の秋、紅葉の秋などありますが、

今回は「読書の秋」ということで小学生向けの読書についてみていきます。

 

◆読書の重要性

日頃は学校の宿題や習い事に追われ、なかなか本を読む時間を取ることができないのではないでしょうか。

何も、忙しい時間の合間をぬってまで本を読ませなくてもよいのではないかと思ってはいませんか?

実は、本を読む力、読解力はどの教科にも通ずる大事な能力なのです。

小学校高学年で、急に算数や社会の点数が取れなくなったお子様は読解力に問題がある場合が多いです。

小学校低学年の比較的時間があるうちに、コツコツと文章を読むことに慣れていきましょう。

 

◆本に親しむということ

読書の前段階として、本に親しむということが大変重要です。

小学校低学年のお子様だとひらがなを読むのがやっとでなかなか一人で本を読むことが難しいでしょう。

文字が読めないことに抵抗を示して、本を読むことから遠ざかってしまう場合もあります。

その為、まずは親御さんと一緒に読むことから始めましょう。いわゆる「読み聞かせ」です。

読み聞かせをし、親御さんが文章や絵に声の抑揚などで感情を付け加えたり、

意識的に声をかけながら共に想像を膨らませていくことで、

子どもはおのずと文章にイメージをつけていくことを覚えます

その力が、先々自分で文章を読み、イメージをつけ、問題を解いていく力につながっていきます。

  

◆感想文

本を読む習慣がついているお子様には次のステップとして、

感想を聞くもしくは感想文を書くようにするとより効果があります。

・要旨(何がかかれているのか)

・心情把握(誰がどんなときにどう感じたのか)

・因果関係(何がそうなってその出来事がおこったのか)

など、まずは文章でまとめなくても良いので質問をしていきましょう。

そうすることで、どのくらい子どもが理解しているのか、どこで勘違いをしているのかを発見することが出来ます。

そこをすぐに修正し、補強してあげることで読解力の強化をしていきます。

  

子どもに本を買い与えて、読ませようとする親御さんはよくいらっしゃいます。

でも、まずは親御さん自身が本に親しみ、共に文章を深めていくことが大切です

子どもの読解力の基礎作りを早いうちから試みることが、後の学習能力の向上に繋がってくると言えるでしょう。

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こんにちは。トライ東京校本部です。

最近気温が急に下がってきましたが、みなさん体調は崩してないでしょうか?

秋は学園祭などイベントも多いですが、同時にテストシーズンでもあります。

模試に加え、定期テストでしっかり結果を残したいところです。

 

今回のブログテーマは、「定期テスト対策」です。

この時期の定期テストの位置づけや、対策方法のポイントについて扱っていきます。

 

 

1.「秋」の定期テストってどんなテスト?

長期にわたる夏休みが明け、9月から新しい単元が授業で登場してきたと思います。

ところが夏休み中に復習の時間を上手く取れなかったり、勉強を手つかずのままに

してしまった人は、授業が理解しにくい場面があったはずです。

その理由は、2学期の学習内容は1学期の学習内容に立脚するからです。

つまり、秋の定期テストは、

「夏休みにしっかり復習して、レベルアップした新単元に追いついているかどうか」

をチェックするテストと位置付けることができます。

もし既習範囲に不安が残るのであれば、テスト当日から逆算して、

早めに復習をスタートしていきましょう。

 

 

2.テスト対策の計画はどう立てていく?

よく、「テスト範囲は1週間前に発表されるから、今から勉強なんてできない」という声を耳にします。

テスト範囲が学校から発表されていなくとも、予想することは十分可能です。

例えば今回のテストであれば、9月から扱われている新単元に加え、夏休み課題も

テスト範囲に指定される可能性があります。また中3受験生であれば、都立入試を想定して

中1・2の既習範囲から出題されるケースもあるようです。

いずれにせよ、9月以降の授業内容の総復習からスタートしていけば、無駄がでないでしょう。

復習方法ですが、ただ教科書やノートを見返すだけでは意味がありません。

実際に問題を解いてみることが大切です。例えば数学であれば、

①授業で扱った例題を、何も見ずに解く

②正解していれば次の問題へ。間違っていれば板書を確認し、

 その上でもう一度何も見ずに解く(自力で解けるまで繰り返す)

③教科書準拠の問題集などを使って、類題を解く

※以上の過程は、学校のノート以外の新しいノートに書いていく

といった方法が良いでしょう。

 

 

3.テストが返却されたら・・・

目標点を上回ることのできた人は、準備をしっかり整えて臨むことができたのだと思われます。

慢心せず、ミスした問題の解き直しをしたうえで次のテストに向けて頑張りましょう。

目標を下回ってしまった人は、学校の授業の定着度に不安が残ります。

計画に無理がなかったか、わからないところをそのままにしてテストに臨んでいないか、

勉強の科目バランスに偏りがないか(嫌いな科目を勉強しない、など)。

テストに向けた自分の勉強スタイルを見直し、次のテストに向けて修正していきましょう。

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