教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ 東京本部です。

さわやかな秋晴れのなかに、寒さを感じる時期になってきました。

少し前まで、「あと半年ある」と思っていた受験も、あと4カ月という状況になってきました。

ここだ、と決めた志望校に向けて対策を行っている人もいれば、

進路について再度考え直している人もいるのではないでしょうか。

今回のブログテーマは、「東京都 中学入試 平成25年度の動向」です。

 

まず、昨年度の中学入試を振り返ってみましょう。

受験者数については、昨年は不況にもかかわらず、受験者数はほぼ横ばいでした。

また、人気校への集中化が顕著になりました。

 

東京都の人気トップ3は以下の通りです。

 

<男子校>

・東京都市大付属

・早稲田

・城北

<女子校>

・豊島岡女子学園

・大妻中野

・共立女子

<共学校>

・国学院大久我山

・渋谷教育学園渋谷

・東京都市大等々力

 

また、人気のある学校の特徴としては、

開成駒場東邦など、「勉強をしっかりとさせてくれる学校」のイメージがあります。

大学合格実績のある学校も受験者が増加しています。

城北巣鴨光塩女子学院といった学校が挙げられます。

これは、中学受験がゴールではないという考えの表れともとれます。

 

入試日程については、午後入試の応募者が増加しています。

チャレンジのためであったり、押さえの為であったり内容は様々ですが、

学校側が午後入試の回数を増やしていることも、増加の要因と考えられます。

 

では、実際の学習で注意すべき点や、

今年の出題傾向はどのようになっているのでしょうか。

 

まず、国語と算数の2科の力をつけることが必要です。

4科の力をつけることで、入試のチャンスや選べる学校は増えますが、

基本的にはこの2科を押さえて自信を持てるようにしましょう。

そろそろ2科受験で行うか、4科受験で行うかの選択も迫られます。

模試の結果や、これまでの成果を考慮し、受験スタイルの選択をしていきましょう。

 

また、記述式の問題や、思考力問題への対策を進めていきましょう。

記述問題の分量は増加しています。さらに、勉強してきたものを発揮するというよりも、

その場で問題と向き合って自分の考えを述べる、というものが多くなっています。

 

内容に関しては、時事的なことがらや、身近なものを扱っているものが目立ちます。

テキストに向き合うだけではなく、日々のニュースや体験等を大切にしていきましょう。

日々、「これについてどう思う?」など、親子の話題にあげ、

話をしながら考える習慣をつけていくといいでしょう。

 

そして、最後に。これから諦めないことです。

これまで一生懸命勉強を続けてきたのですから、自信をもって、

目標に向けてラストスパートをかけていきましょう。

ただ、そのラストスパートが雑にならないよう、一つ一つの問題や選択と向き合うことを

忘れないようにしてください。

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