2012年10月26日
東京都 教えて!トライさん「がんばっているのに伸びないのはなぜ?」
こんにちは。トライ東京校本部の「トライさん」です。
今回のブログテーマは、「がんばっているのに伸びないのはなぜ?」です。
「毎日勉強しているのに身につかないのはなぜ?」
「評判のいいテキストを使っているのに、テストで点数が取れないのはなぜ?」
「授業のノートを一生懸命取っているのに、家に帰ったらわからなくなっているのはなぜ?」
などなど・・・
この時期多くのご家庭様から相談いただいていることについて、
「トライさん」からのアドバイスをご紹介いたします!
【なぜ「がんばっているのに伸びない」のか?】
そもそも、いま必要な勉強の量・質・方法は、生徒一人一人の状況や性格によって異なります。
まず自分の状況・性格・癖・習慣などをしっかり知ることからスタートしていくべきです。
まず、「どうなりたいのか」という大目標を、具体的かつ数字で表せるように定めてみましょう。
例えば、「次のテストは前より頑張る」という曖昧なもの(=達成できたかどうかはっきりしないもの)
ではなく、「数学のテストで80点を取る」といった具合です。
この大目標を曖昧にしてしまうと、自分の勉強の成果をはかる尺度がないために、
「こんなにがんばっているのに・・・」と落胆してしまうことにつながります。
次に、大目標を「分解」して明確にしていきます。
例えば先程の例でいうと、「数学のテストで80点を取る」という目標は、言いかえれば
「20点は落としても仕方ない」ということになります。したがって、
正答率の低い応用問題に勉強時間をかけるより、落としてはいけない計算分野や典型例題を
繰り返し反復する勉強方法が効果的、という結論になります。
そして、定めた大目標を実現するために、
「何を」「いつ」「どのくらい」「どんな方法で」勉強するのかを、日々の学習へ落とし込んでいきます。
このとき特に注意すべきは、「どんな方法で」という項目の定め方です。
勉強のやり方には、人それぞれに向き不向きがあります。
例えば歴史の用語をとにかく書いて覚えることが得意な子もいれば、
図に書いてまとめると頭に入りやすい子もいます。
ノートを使って勉強するのが向いている子もいれば、
教科書に必要な情報を書き込んで読み込む勉強が向いている子もいます。
大切なのは、「自分に合った勉強方法は何か」ということを、常に追及していく事です。
一つのやり方に固執してしまうことで、
「勉強しているのに成績が上がらない!」
という不幸な状況に陥ってしまいがちです。
トライでは、お子様に「エニアグラム」という性格別学習診断を行っていただいています。
お子様に向いている勉強のやり方を分析し、目標を達成するための最短距離を、
「トライさん」がプランニングしていきます。
お父様・お母様が実行してきた勉強のやり方が、もしかしたらお子様には向いていないかもしれません。
「がんばっているのに成果がでない・・・」とお悩みの方は、
まず「エニアグラム」でお子様の学習診断を行ってみてはいかがでしょうか?