教育プランナーブログ

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2012年10月10日

東京都 読書の秋

こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

最近涼しくなり、夏から秋への移り変わりを感じる季節になりました。

秋と言えば、実りの秋、食欲の秋、紅葉の秋などありますが、

今回は「読書の秋」ということで小学生向けの読書についてみていきます。

 

◆読書の重要性

日頃は学校の宿題や習い事に追われ、なかなか本を読む時間を取ることができないのではないでしょうか。

何も、忙しい時間の合間をぬってまで本を読ませなくてもよいのではないかと思ってはいませんか?

実は、本を読む力、読解力はどの教科にも通ずる大事な能力なのです。

小学校高学年で、急に算数や社会の点数が取れなくなったお子様は読解力に問題がある場合が多いです。

小学校低学年の比較的時間があるうちに、コツコツと文章を読むことに慣れていきましょう。

 

◆本に親しむということ

読書の前段階として、本に親しむということが大変重要です。

小学校低学年のお子様だとひらがなを読むのがやっとでなかなか一人で本を読むことが難しいでしょう。

文字が読めないことに抵抗を示して、本を読むことから遠ざかってしまう場合もあります。

その為、まずは親御さんと一緒に読むことから始めましょう。いわゆる「読み聞かせ」です。

読み聞かせをし、親御さんが文章や絵に声の抑揚などで感情を付け加えたり、

意識的に声をかけながら共に想像を膨らませていくことで、

子どもはおのずと文章にイメージをつけていくことを覚えます

その力が、先々自分で文章を読み、イメージをつけ、問題を解いていく力につながっていきます。

  

◆感想文

本を読む習慣がついているお子様には次のステップとして、

感想を聞くもしくは感想文を書くようにするとより効果があります。

・要旨(何がかかれているのか)

・心情把握(誰がどんなときにどう感じたのか)

・因果関係(何がそうなってその出来事がおこったのか)

など、まずは文章でまとめなくても良いので質問をしていきましょう。

そうすることで、どのくらい子どもが理解しているのか、どこで勘違いをしているのかを発見することが出来ます。

そこをすぐに修正し、補強してあげることで読解力の強化をしていきます。

  

子どもに本を買い与えて、読ませようとする親御さんはよくいらっしゃいます。

でも、まずは親御さん自身が本に親しみ、共に文章を深めていくことが大切です

子どもの読解力の基礎作りを早いうちから試みることが、後の学習能力の向上に繋がってくると言えるでしょう。

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